あらすじ
「いなか」を賑わいの街に! 世界を知る広報マンである著者が明かす地域開発の極意。マーケティングの手法を用い、知価グローバル時代の「まち」ブランディングを論じる。
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Posted by ブクログ
心の拠り所である『いなか』を創るための地域のマーケティング戦略が書かれた一冊。
まちのDNAをベースにしたまちづくりの重要性や知価グローバル時代に沿ったコンセプトづくりの必要性を解いている。
これまでの工業産業時代から知価グローバル時代への変遷に際し、人々の興味はモノからブランドや安心、信頼など、目には見えないものへと移行していっている。
これをモノバナレというらしいが、まさに今の若者がこの状況の真っ只中だと言える。
こうした時代にあって、地域はどのようにコンセプトを掲げ、生き残りをかけたマーケティングを行うか。
そうした中長期的な戦略が地域に必要になっている。
そのまちの個性と価値をしっかりと発信し、そのまちならではの体験・感動、非日常を伝えていく。
まちも人々から選んでもらうために自己をブランディングする必要がある。