【感想・ネタバレ】怖い客のレビュー

あらすじ

洋菓子店で、長時間ショーケースの前に立ち続け、毎回“一点だけ”お菓子を買っていく女性客の真意とは(「一点さん」)。保険会社のコールセンターに何度もクレームを入れてくる男は、オペレーターの対応を見透かしているような口ぶりで……(「ノゾキさん」)。不審な行動を繰り返す客たち。その行動の裏にあるものが判明した時、更なる恐怖が訪れる。予測不能の“カスハラ”短編ミステリー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

思っていたよりも全然ホラーとか怖い感じがない。闇バイト、詐欺、SNSでの誹謗中傷、炎上マーケティングとかの現代の社会問題が話の中核になった短編カスタマーハラスメントミステリー。
「恨人様」では、葬式とか死人の話は、少し苦手だなと思って読んでいた。
「ノゾキさん」の結末がよく分からなかった(多分わたしの頭が足りていない)。横領のために、なぜ高藤が声を変えて野崎として電話する必要があったのか分からない。それと、最後に真智が、今後横領を企むような感じで終わったことがもやもやする。
「三日月さん」の最後、千景が「ここで一度、人生を見つめ直してみてはどうでしょうか」と言ったのが、急にスケール大きいなと感じた。脱毛サロンが舞台になるのは珍しく面白いと思ったが、話自体は物足りなさが残った。
「サトリ夫人」の最後も、亜弓が仁美を追い詰める言葉がなんだか正義のヒーローチックであると感じた。矢樹さんは、謎解きをする人にこういう正義のヒーロー風のセリフを言わせるのが好きなのかなと思った。

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2026年08月14日

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