あらすじ
洋菓子店で、長時間ショーケースの前に立ち続け、毎回“一点だけ”お菓子を買っていく女性客の真意とは(「一点さん」)。保険会社のコールセンターに何度もクレームを入れてくる男は、オペレーターの対応を見透かしているような口ぶりで……(「ノゾキさん」)。不審な行動を繰り返す客たち。その行動の裏にあるものが判明した時、更なる恐怖が訪れる。予測不能の“カスハラ”短編ミステリー!
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Posted by ブクログ
ミステリーで短編だった。読み応えありの最後に真相が分かる瞬間が自分が好きな脳がパァーと解放されるような謎が解けた刺激?みたいなのがひろがりまた再読したい話だった
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はじめて著者の作品を読みました。
『怖い客』を題材とした日常系ホラー×ミステリー短編集。
このお話に出てくる業界以外でも『お客様』と接する仕事をしたことのある方であれば、どんなところにも必ずちょっとおかしな客がいることは知っているのでより臨場感があるかもしれません。
良い意味でライトに読めてしっかり驚かせてくれるお話しが多くとても楽しめました。
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新聞広告を見て購入、初めての矢樹純。
洋菓子店や保険会社のコールセンター、本屋などを舞台に、不審で不穏な顧客とのやり取りをする従業員の心情を描いています。
もちょっとホラーテイストかと勝手に思って読み始めましたが・・・しっかりとミステリ、日常の謎系のミステリでした。選んで正解でした(^_^;)
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5話収録の短編集。
雪下まゆさんが描く表紙から既に不穏な気配が漂う。
令和の今、〇〇ハラが増えすぎて把握しきれないほどだが、最近とくに耳にするのがカスタマーハラスメント=カスハラ。
第一話では、毎回“一点だけ”お菓子を買っていく女性客が登場する。
その行動は不可解で不気味、けれど物語は思いも寄らぬ地点へと着地する。
5つの物語はどれも意外性を秘めているが、最も強烈な印象を残したのは最終話。
イヤミスのような展開が続き、結末もまた容赦なくイヤミス。
もはや「客」という枠を超えて、人としての嫌悪がじわりと残る読後感がある。
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表紙から、ホラーだと思いきやミステリー‥と思いきやラスト「サトリ夫人」はやっぱりホラー‥
ストレスなくサクッと読めて休日のリラックスタイムにオススメです。
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一見ホラーな表紙とは裏腹に、クレーマーとミステリーがうまく融合した短編集で新感覚だった。店の内部事情にも詳しく、色々取材して書いたのかなと思わされた。
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スイーツ店、本屋、美容医療、葬儀やなどで怪しげな行動をとる客達。5編のカスハラを主軸に、ミステリー部分もしっかり。
そんな客達と接する従業員達の対応は勉強にもなったりした。
理由があったとしてもこんなお客様達とは関わりたくないですね
怖い怖い。
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表紙を見てホラーだと思って購入しましたが、
ヒトコワ系のミステリーでした。
短編集で、
タイトルどおりに
ヤバめのお客さんが出てきます。
対応する店員/社員さん側が
背景や動機などの謎を解明していく
ミステリーです。
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◆一点さん ★2
スタッフにストーカーの不気味な女性客だったが、対象の詐欺行為によるものであった
◆恨人さん ★2
未練が開眼や開口に現れるホラー要素はありつつ、離れて暮らす姉妹間に現れた関係性のほころびが発端になる行き違いの話
◆ノゾキさん ★4
巻き込まれ情報収集していくことで少しずつ事実が明らかになっている感覚が主人公目線あった。
その全てが誘導され利用されており、全てが明らかになったときのどんでん返し感が、他にはあまりないようで面白かった
◆三日月さん ★3
自作自演による炎上狙いの話
信念と深く冷静な分析力のある主人公
地頭の弱さや出生の不浄さにつけ込み、人生の難しさを八つ当たりするタチの悪いアーティスト
◆サトリ夫人 ★3
不快感凄まじい。小説とはいえカスハラは気分悪い。
自分の常識が通じない人間とは分かり合える気がしない
Posted by ブクログ
町のケーキ屋さん、葬儀会社、損保会社のコルセン、脱毛サロン、そして書店。いつも一点しか買わず、従業員に執着を見せたり、スクリプト通りの対応しかできないとクレームをつけたり、退勤間際に要領を得ない問い合わせで何十分も居座ったり、する、かなり困った、また不気味でもある客たち。状況とか心情とか、非常にわかりやすくて読みやすい。すべての短編に、その印象が覆るどんでん返しが仕込まれていて、だから、それを予想して読んではいたけれども、なかなか難しかった。
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初めての作家さん。カスハラ短編集。それぞれ隠された謎があり、面白かった。それぞれの職業の知らない話が読めて軽いお仕事小説の面でも楽しめました。
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表紙の人怖っ!(°▽°)
店入ってこの人いたらそっと店出るわ!(°▽°)
中身はそんなに怖くなかった(°▽°)
ケーキ屋と本屋の話がよかった(°▽°)
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8月はホラー。人怖モノはさらなり、てことで手に取った一冊。
カスハラ、粘着、クレーマーなど、昨今何かと話題になりがちな「問題のあるお客様」にまつわる短編集。
いい意味で期待を裏切られたのは、単に変な客に振り回されて終わる話ではなかったこと。
「うわ、この客キモ」とか思いつつ読んでいると、その先でもう一段、ゾッとする真相が待っている。
有田さんの『世界で一番怖い答え』のように、「この後判明したゾッとする真相とは?」を見抜くつもりで読むと楽しいかも。
目の前の“怖い客”に気を取られているうちに、別の怖さを見落としていたことに気づかされる一冊。
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面白かった!でも思ってた感じとは違いました。
主人公が働いているところに奇妙な客が現れて、主人公はその客のことを不気味に思う。
しかし、客の行動には意味があって……
という流れの短編が5本入っていました。
どの話も結末が予想できなくて真相がわかった時にはそうだったのか!となりました。
コールセンターのお話が1番良かったです。
本屋の話はオチにドン引きしました。笑
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カスハラミステリーなので多少のストレスはあるものの、予想外の結末には驚かされた。
初っ端の『一点さん』には相当恐怖したけど、真相を知ると大いに納得。
コールセンターに何度もクレームを入れる『ノゾキさん』は嫌すぎた。
もちろん、その行動には理由があるのだけど、それを差し引いても嫌なものは嫌。
実際、こういう感じの男性からの苦情を一時間以上聞き続けた事がある。
その時の経験を思い出して身震いしてしまった。
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矢樹純さんの『怖い客』を読んだ。これまで読んだ矢樹さんの本はすべて湿気に満ちたホラー小説、そしてこの表紙ならホラーだと思うじゃん?だから今は正直、肩すかしをくらい落胆したというのが率直な気持ち。安定した筆致で物語として楽しめたけれど、求めていた涼しさは得られなかったというお話。
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誰にでも遭遇しえる、人の怖さがひしひしと伝わった。それぞれが隠し持った恨みや怒りが根源となり表に現れると、何も知らない人には恐怖の対象へと変わっていくのだと感じた。
もう少し展開に深みがあるとよりの怖さが際立つと感じだが短編集でそれぞれに違う展開があり楽しむことができて良かった。
Posted by ブクログ
思っていたよりも全然ホラーとか怖い感じがない。闇バイト、詐欺、SNSでの誹謗中傷、炎上マーケティングとかの現代の社会問題が話の中核になった短編カスタマーハラスメントミステリー。
「恨人様」では、葬式とか死人の話は、少し苦手だなと思って読んでいた。
「ノゾキさん」の結末がよく分からなかった(多分わたしの頭が足りていない)。横領のために、なぜ高藤が声を変えて野崎として電話する必要があったのか分からない。それと、最後に真智が、今後横領を企むような感じで終わったことがもやもやする。
「三日月さん」の最後、千景が「ここで一度、人生を見つめ直してみてはどうでしょうか」と言ったのが、急にスケール大きいなと感じた。脱毛サロンが舞台になるのは珍しく面白いと思ったが、話自体は物足りなさが残った。
「サトリ夫人」の最後も、亜弓が仁美を追い詰める言葉がなんだか正義のヒーローチックであると感じた。矢樹さんは、謎解きをする人にこういう正義のヒーロー風のセリフを言わせるのが好きなのかなと思った。
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面白かったです!ホラー寄りなのかなと思いきや、普通にヒトコワミステリーでした!!読むと心がどんよりとしちゃう、けどそれがいい!短編全て読みやすくて良かったです!!
Posted by ブクログ
一見、怖い客、嫌な客、面倒な客でも、その行動の裏にある意図、真相がわかった時、その客の印象がガラリと変わる。
物事、ことさら人物については、一面的ではなく多面的な視座が肝要。
そんな印象を持った作品でした。
よくこんなに何個も奇妙な、でも筋が通ったお話を作れるなぁ。小説家ってやっぱり凄いなと思わされました。
客がテーマですから、色々な接客業が出てくるのですが、それぞれのお仕事の解像度が高くて、丁寧な取材をされたんだろうなぁと感心しました。
なにより、この装丁、たまらないですよね。
かなり私の好みです。
怖いですよね。
Posted by ブクログ
嫌な終わり方するなあ!恐らく日常のあるあるから発展させたんじゃないかと思えるような、店の嫌な客にホラーやミステリーを絡めて、嫌な感じの裏側を上手く描いている。意外と毒気がない感じもしたけど、その分サクサク読めるのは良い。個人的にはもうちょい長く重くなってる方が好みかな。意外と良い感じに終わるものもあれば、なんかドロドロ溜まったまま終わるものもあり、話に幅があって楽しめた。
Posted by ブクログ
怖い客(不可解な行動をする客)がどうして怖いのか、どうしてそんな行動に出たのかというミステリ
カスハラミステリと言う割に言うほどカスハラか?という話も混ざってた気がする
途中で話が読めてしまうものもあった
サトリ夫人が好き