【感想・ネタバレ】いつか終わる恋愛の、人生への影響についてのレビュー

あらすじ

マッチングアプリのずっと前から
わたしたちは『商品』だったよね?

30代後半、ともに独身。
ロンドンと東京の会社員兼文筆家が
恋愛を考えるために往復書簡を始めた

「新年早々、失恋で寝込んだわたしが往復書簡を始める意味」(ひらりさ)
「恋愛に失敗なんてあるのかな?」(綾)
「わたしの恋愛には『人からどう見えるか』がいつもつきまとう」(ひらりさ)
「わかりやすい『性的魅力』にいいことはない」(綾)
「わたしの恋愛は、傷つけるほどの距離にならない」(ひらりさ)
「誰も教えてくれなかった愛するときに必要な『地味な仕事』」(綾)

恋愛で受ける傷、対等さへのこだわり、出産への迷い――
他者と自分を愛する可能性を探った1年間の記録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本屋さんで見かけ、タイトルが気になったので購入。同年代の女性のリアルな声が軽妙な言葉で綴られており、あっという間に読めた。自立心が高い綾さんに共感する点が多かった一方、たぶんひらりささんは私自身にない恋愛の考え方があり興味深かった。ひらりささんの失恋から得た教訓を読み、心が楽になった。30代後半でもまだまだ恋愛していいんだと思ったし、恋愛って奥深いものなのだなと改めて気付かされた。恋愛で行き詰まったときにまた読みたい。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

30代の、似たようなフェミニストの、でもちょっと方向性が違うところもある、2人の女性の恋愛観ってこんな感じなんだーなるほどねーと思いながらよんでいた。私は多分ひらりささんではなく鈴木綾さんに似ている。バリキャリ気味で独立志向が強く気高く生きている。

だが、鈴木綾さんの最後の手紙でこう書いてあった。
新しいパートナーと真剣に付き合うことを決めて、今までの自分中心の生活の転換を余儀なくされている場面。
「まず、正直に認めなければならなかった。それまでの私の生き方は素晴らしくて楽しかったけど、私が主人公であることを前提にしていた。どこに旅行するか、誰と旅行するか、土曜日をどう過ごすか、全部私が決めていた。私に取って都合のいい生活だった。彼にコミットするということは、舞台をもう一人の主人公と分かち合うということ」
ああ、私もこう気づけていたら彼を失わなくて済んだのに。
私は彼にコミットしていると思っていたけど実は全然していなかった。彼の大事なことを大事にしようという姿勢に全くもって欠けていた。彼といっしょにいるには彼にコミットすることが必要で、コミットするということは舞台をもう1人の主人公と分かち合うということだった。
30歳の私は、4年もいた彼のことを、全然分かっていなかった。こんなにこんなに大好きなのに。本当に愚かだった。

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2026年09月01日

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