あらすじ
「心」はどう育てたらよいのか――。どんな親でも抱く思いに、身体心理学者が最新の皮膚論を駆使して答える。子供の「心」をつかさどる脳に最も近いのは、じつは肌であった。
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Posted by ブクログ
子どもの「心」を育てるには、脳に近い「肌」に触れることが大切であり、子どもの頃の親とのスキンシップは、成人後の人格形成にまで大きく影響しているという。キレる子どもはスキンシップ不足によるところが多いそう。
母子のスキンシップと父子のスキンシップは、それぞれ効果が異なるという主張がとても興味深い。母親とのスキンシップは、自分が受け入れられ大切にされているのだという自信を強め、人との信頼関係を構築する力が育つ。一方、父親とのスキンシップは、人と協調して何かをする力(社会性)を伸ばすという。
確かに子どもとのスキンシップは、子どもの性格に大きな影響を与えるように思う。この本を読んで、より一層、子どもとのスキンシップを大切にしようと思った。