【感想・ネタバレ】子供の「脳」は肌にあるのレビュー

あらすじ

「心」はどう育てたらよいのか――。どんな親でも抱く思いに、身体心理学者が最新の皮膚論を駆使して答える。子供の「心」をつかさどる脳に最も近いのは、じつは肌であった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもの「心」を育てるには、脳に近い「肌」に触れることが大切であり、子どもの頃の親とのスキンシップは、成人後の人格形成にまで大きく影響しているという。キレる子どもはスキンシップ不足によるところが多いそう。

母子のスキンシップと父子のスキンシップは、それぞれ効果が異なるという主張がとても興味深い。母親とのスキンシップは、自分が受け入れられ大切にされているのだという自信を強め、人との信頼関係を構築する力が育つ。一方、父親とのスキンシップは、人と協調して何かをする力(社会性)を伸ばすという。

確かに子どもとのスキンシップは、子どもの性格に大きな影響を与えるように思う。この本を読んで、より一層、子どもとのスキンシップを大切にしようと思った。

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2011年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象に残ったのは①「頭」と「体」の順位は「体」が先。②身体感覚・皮膚感覚というのは、豊かな心を育むためには不可欠。③母親とのスキンシップは依存を防ぐ。④実験結果から、硬い肌着を着ると免疫機能が低下し、ストレスを増加させる。⑤子どもの頃に抱きしめられた記憶は、人の心の奥のほうの大切な場所にずっと残っている。⑥「思いやり」は、「思いやられること」でしか生まれない。⑦セルフタッチが多い人は、欲求不満で心が不安定になりやすい人。嘘をつくときにも、人はセルフタッチをする

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2019年12月21日

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