【感想・ネタバレ】面白いほど詰め込める勉強法 究極の文系脳をつくるのレビュー

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Posted by ブクログ

久しぶりに面白い新書を読んだ。勉強法の本だと思ったら文系の学問入門だった。かなり偏りがある考えだと思うけれど、文系志望の高校生におすすめしたい。

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2014年12月24日

Posted by ブクログ

 著者が読者に、新しい知識の身につけ方を伝授する。本書のうち特に大事なのが第四章であろう。膨大な古典作品を読破した著者は、古典作品のうち、読むに値しない本や一部飛ばし読みを推奨する本について具体的に述べており、これから古典作品に挑戦する人にとっては参考となる。著者によると、古典作品に関連する入門書も意外とバカにできないといい、必ずしも先に原典に触れる必要はないと主張する。本書はタイトルにあるように、文系学問に限定されているが、理系学問においても十分通用するところもある。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

比較文科学者で作家でもある筆者の経験談を交えての新しい知識の習得や検索方法が書いてありました。タイトル通りかというと、筆者の知的生活の系譜や観た作品についての感想もあるのでエッセイという感じの箇所もありました。しかしそのところも読んでいてクスリと笑えて面白かったです。

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2020年03月28日

Posted by ブクログ

英語の勉強について。外国語を学ぶ才能のない人は、単語と文法を一つずつ地道に覚えるしかない。
そもそも、明治大学の3・4年の英語力は、東大1年の英語力より劣っているにも関わらず、そんな人達が教鞭を取るんだから、推して知るべし。
とまあ、辛辣な書きっぷりでとても楽しく読める。
時間を作るには、何かをしないこと。勉強に力を入れるなら、酒は飲まない、旅行には行かない、とか。そりゃそうだ。
あと、本を読むなら、学歴ロンダリングもあるので、誰が書いたものなのか、年齢は幾つのときの本かを気にして読むとよいとも言ってる。
学問の世界において、大きな仕事をした女性学者には、概ね子供はいないってかかれているように、これは男にも言えることだが、何かを大成しようとするならば、集中して他に目もくれず、やり遂げる必要があるって。その通りやと思う。

タイトルにある詰め込めるって何だったんだろ。酒飲まないってことかな。
history of medicine and modern japanは読もーっと。

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2015年06月28日

Posted by ブクログ

「勉強法」とタイトルにありますが、実践的なテクニックというより、著者自身がさまざまな分野の本を読んできて、気づいたことや考えたことなどを綴ったエッセイに近い内容です。

勉強法として有益だったかと言えば疑問ですが、少年時代の読書遍歴や、大学の英文科で英語に苦労した話など、著者の自伝的な内容も多く、楽しんで読めました。

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2015年05月07日

Posted by ブクログ

著者の読書エッセイに近い内容で、必ずしも勉強法の本とは言えない。本書で提示されている「リスト化」「記号化」「年表化」という方法論自体は、自分の勉強法と通じるものがあったので共感はできたが、著者のそれは自分よりかなりアナログで非効率的なもの。古典的名著は内容をザッと把握していれば実際に読まなくてもいい、と明言しているのは気持ちいい。全体的に著者の偏屈な人間性が満ち溢れているので、それが気になる人には読めない本だろう。

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2014年04月28日

Posted by ブクログ

つらつらと書き流したような本。
東大教養学部比較文学の様子や著者のライフヒストリーが面白かったです。

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2014年02月11日

Posted by ブクログ

小谷野節やや低調。物足りなさが残ります。
それと、書名から連想する中味とはかなり違い、単なる小谷野さんの「私はこうやって勉強してきた」という遍歴のような内容。「脳」の話とは関係ない。(これは出版社が勝手につけた書名らしく、出版社が悪い)

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2013年12月26日

Posted by ブクログ

タイトルと内容が一致していないので、騙された気になる。
(著者がつけたわけではないようだが)

小谷野敦のファンなら、彼の情報整理法とともに彼の読んできた本や考えてきたことが見れて楽しいと思う。

言いたい放題に書いているので(ちゃんと説明はしているが)、「へーそうなんだ」とか「私は違う風に考えてたな」とか著者と話をするように読める。
ところどころ勢いに押されそうになるが…

読む人を選ぶと思うが、私は楽しめた。
勉強法は参考にならないと思う。

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2013年11月12日

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