あらすじ
次代の国王候補、第一王子のタオホンの愛妾イリ。タオホンの暴虐に疲れ傷つくイリに、弟王子ヤンアーチェは愛憎半ばする複雑な想いを抱く。そして、その姿に国の未来を重ね、不安を覚えずにはいられなかった。そんな弟の不器用な想いを嘲笑うかのようにタオホンは、「国とイリが欲しくば俺を倒せ」と挑発する。怒りを隠せないヤンアーチェは、兄との全面対決を決意するが!
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Posted by ブクログ
なんか漸くこう、山場的な展開になりましたね。
ヤンアーチェとイリは前回よりもさらに拗れ、タオホンのあまりに
呆気ない最期に、えっ、そんだけ!? とちょっと拍子抜け。
頭に大鋸屑でも詰まってるんじゃないかって感じのサーシャも
漸く目を覚ましてイリ達の元に戻ってきて、さて次巻、です。
正直この巻で一番格好よかったのは、ヤンアーチェではなく
その従者のサリアです。
ヤンが一人前の攻になるのを、今か今かと待ちわびてます。