あらすじ
戦火で庇護者・レイダー公を失ったイリ。チャンシャン王国に亡命した彼は、両性具有の体と性技で国王を虜にしてしまう。そんなイリの才能を知って野心家の文官ホークァンは、イリを王政改革の陰謀に加担させることに。そして、イリはホークァンの手引きで、運命の人、ヤンアーチェと出会う。十一歳の少年王子は、イリが父王の忌むべき男妾とは知らず、淡い恋心を抱いていくが…。
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Posted by ブクログ
いやぁ……イリ凄い。
並み居る男たちもイリの前ではそれこそ性奴隷と成り果ててます。
イリの本意ではないのに、そうなっていく展開というのは切ないですね。
本人の望んでいないところで、どんどん風向きが変わっていったり。
今回は作者のあとがきの通り、サーシャにイラッとする巻です。
鈍感と明朗は紙一重ですが、ここまでわかりやすいと子供という
よりも無神け……(遮断)
物語のキーとなるヤンアーチェも登場し、ますます先が気になります。
Posted by ブクログ
という話です。
これ、１冊だけ買って、当時は「両性具有」っていうのが受け入れられなくて、その1冊で読むのやめちゃったんですが。
すっごい、続きが気になって、気になって仕方がなくなったので、今回、1年発起して、頑張って手に入れてみました。
というわけで、続きです。
いよいよ、イリの本領発揮！ って感じですが。
すごいね、イリ……。
まぁ、ある意味、かわいそうでもあるんだけど。
でも、女の人のときめくシチュエーションでもあるよね。
自らの身体を犠牲にしてまでも、「生き抜こう」とする人っていうのはさ。
これって、女の人、独特のものなのだろうか……？ それとも、男の人も、こーゆー心理はあるもんなんですかね？
