あらすじ
容姿、才能ともに優れた鈴原浩人は、彼を嫉むクラスメイトからいじめを受ける。以来、地味に生きる浩人に、両親が事故死と更なる絶望が襲う。引き取り手のない中で、昔兄がいたことを思い出した浩人は、探偵事務所から情報を得て彼に会いに行く。だが、そこは幽霊が呪いをかけた館で…!? 表題作のほか『POCHI』も収録。
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匿名
すごい
水の館はこどものおもちゃを読んで、どうしても読みたくなり購入。サナちゃんはちゃんと真子になっていて、すごかった。
POCHIは泣けてしまう。どちらもすごく面白く読めました
Posted by ブクログ
こわい。でも怖いだけじゃないですね。1回目読んだときは、すぐ入り込んじゃってどんどん読んでしまいました。読み終わってから、というか紗南ちゃん迫真の演技の「いらっしゃい・・・」で鳥肌が立ちました。
2回目からは、こどちゃの中の映画。という視点で見ることができ面白かったです。最後の火事のシーンは裏があっただけに圧巻。
最初から最後まで小花ワールド全開でしたね。
Posted by ブクログ
「こどものおもちゃ」内で紗南と直澄が出演したという設定の映画。いじめを受けて地味に生きてきた浩人は、事故で両親を失う。行方不明となった兄を探して曰く付きの別荘に向かうが、そこは霊力によって閉ざされた場所で…。作者曰く読者の年齢層に合わせたらしいが、確かにドロドロ感はあまりない。ラストの真子と正人の会話はやるせなさを感じるし、浩人との別れのシーンは物悲しい。同時収録の「POCHI」はストレスを抱える完璧主義の少女と、自由に生きる少年の物語。斗望は自由に生きているように見えるが、生い立ちからモラルや倫理観を教育されていない感じがした。祖母が健在だから、まだ一線は超えていないようだが…。