あらすじ
数々の賞を射止めた若き女性広告ディレクター・中川凛。ある事情から広告業界に嫌気がさし、東京を脱出。葉山でヨット暮らしを送っていた。クルージングと読書、そして海に抱かれて眠る日々……。そこに新たな仕事の依頼が飛び込む。気乗りのしない彼女だったが、ある少女との出会いが、心の奥に眠る想いに火をつけた――。海風のように爽やかな、大人のための青春小説。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
初夏の心地よい風のような青春小説。日々、満員電車に揺られ、ストレスを抱えながら生きていく私たちに、喜多嶋作品はいつも一服の清涼剤を与えてくれる。
「負けることもある」とか、「らくちんに生きよう」とか、作中に出てくる広告コピーも、簡単な言葉なのに心を癒やしてくれる。
Posted by ブクログ
やっぱり彼はいい。
表紙には惹かれないけど、文章がいい。
あとがきまでいい。
私もまだまだ青春できるんだと嬉しくなる。
---
数々の賞を射止めた若き女性広告ディレクター・中川凛。ある事情から広告業界に嫌気がさし、東京を脱出。葉山でヨット暮らしを送っていた。クルージングと読書、そして海に抱かれて眠る日々……。そこに新たな仕事の依頼が飛び込む。気乗りしない彼女だったが、ある少女との出会いが、心の奥に眠る想いに火をつけた--。海風のように爽やかな、大人のための青春小説。
Posted by ブクログ
いつものように湘南に吹く風のようにサラリとした爽やかな読後感をもたらしてくれる。久々に著者が過去に身を置いていた広告業界が舞台だが、多分他の作家が書く広告業界を舞台にした作品とは一風変わったら内容になってるのではないかと思った