あらすじ
奇術師・旭日斎天馬一座の目玉の出し物は「トランク抜け」だが、抜け出すはずの一員が死体となっていた。二人目の犠牲者はピストルで撃たれ階段を転げ落ちた。マジック・コンテスト優勝賞金の独り占めを目論む天馬。しかし、その姿は、密室空間から忽然と消えていた。(表題作) 赤、白、青、三つの「密室」傑作を含む中短編集。消失トリックの白眉を天才・星影が斬る!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「赤い密室」は何度目の再読かわかんないほど読んだけど、毎回感心する。
動機はちょっとどうかと思うけど、猟奇+密室にしっかりと意味があるというところが良い。
「白い密室」「青い密室」も好きだけど、やはり多少落ちるか。
トリック自体に「?」を感じるところもあり。
「黄色い悪魔」そうか、あの有名なトリックはこれにも使われていたのか、というのが一番の感想。
でも、しっかりと貼られた伏線には驚いた。
「消えた奇術師」は、短い中にサスペンスがちりばめられててなかなか。
「妖塔記」個人的にはイマイチかなぁ。
Posted by ブクログ
鮎川哲也の推理小説は雰囲気が古いですね~(笑)まあ実際に昔の小説ですから仕方ないんですけどね(笑)『赤』『白』『青』は密室で『黄色』は悪魔なんですね~(笑)密室物は良かったと思います(笑)特に『赤い密室』は評価が高いだけあって何回読んでも面白いですね~(笑)星影龍三のキャラクターも良いですね(笑)風邪で体調が悪いからって八つ当たりは(笑)
Posted by ブクログ
奇術師・旭日斎天馬一座の目玉の出し物は「トランク抜け」だが、抜け出すはずの一員が死体となっていた。二人目の犠牲者はピストルで撃たれ階段を転げ落ちた。マジック・コンテスト優勝賞金の独り占めを目論む天馬。しかし、その姿は、密室空間から忽然と消えていた(表題作)。赤、白、青、三つの「密室」傑作を含む中短編集。消失トリックの白眉を天才・星影が斬る。(「BOOK」データベースより)
赤い密室
白い密室
青い密室
黄色い悪魔
消えた奇術師
妖塔記
鮎川作品で赤い密室は押さえておかなきゃねーと読みましたが、なるほどすごいなこの人。
大好きな有栖川氏が尊敬する作家だけのことはあります、ってなんかエラソー(笑)?
ちょっと時間かかりましたが、面白く読みました。