あらすじ
寂れていた青柳山大恩寺を内証の豊かで名のある寺にした旗本の次男坊・棚橋市之丞(たなはしいちのじょう)。しかし、寺の運営を巡り檀家衆と意見が対立、結果、市之丞は御役御免に。大恩寺を出た市之丞が訪れたのは、麻布の鄙(ひな)びた行慶寺。この寺の復興のために市之丞は「剣術試合」を画策する。はたしてその成否やいかに。江戸の経済もわかる異色の時代小説シリーズ、迫力剣戟(けんげき)満載の第5弾。
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寺侍シリーズを久しぶりに読んで
寺侍シリーズを久しぶりに読みました。作者のじっくりとした話の進め方が好きです。この作品も秀作と感じました。いよいよ次作では主人公も決断することと思います。次作を楽しみにしています。