あらすじ
「こころ」と「お金」は人生の両輪。どちらかが脱輪したら、前に進めません。お金は人生を創っていくためのツール(道具)。本当に自分らしい人生を創るために使いこなすことが出来れば、人生は変わります。「コーチング」で本来の自分に出会い人生の行き先を見つけ、それを実現するために必要な「お金」との付き合い方を紹介する新しいタイプの人生設計指南書です。
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Posted by ブクログ
お金の話は、大切だが、自分が間違った使い方をしていることを指摘されたらどうしよう。。と、さけてしまう話。
この本は、7人の様々な境遇の女性たちがコーチングとフィナンシャルプランニングを通して、自分の人生を考えた様子がかかれてる。
7人のうち、数人が、自分の境遇とあいそうだったので、読んでみた。
コーチングというと、会社の研修で何度も受けているが、著者のコーチングは、キャリアコンサルティングに似ていると思った。
「こころ」と「お金」は人生の両輪。どちらかが脱輪したら、前に進みません。
という話から、FPの要素が入ってきてるなーと実感。
著者は、ドン底の状態から、トップの保険外交員になった経歴を持つが、自分にはそんなことはできないと思っているので、その人生話は、「すごいなー」と思うものの、他人事のように読んでしまう。
しかし、その後に出てくる7人の女性たちには、共感ポイントがたくさんあった。
その中で、一番共感したのは、仕事においてや将来においての目標が見出せない女性。
母親の介護をしている女性にも、共感したかな。
それぞれに、キャッシュフローや、ライフイベントリスト等の図解があるので、わかりやすい。
住宅購入を考えたことがあったので、そのケースでは、住宅購入で必要な金額なども一目瞭然となった。(見たら、余計に買えないよ。。と思ったが)
住宅購入、老後の必要経費。その2ポイントが私にはとても有益な情報だった。
カウンセリングのやり方、お金面の学びにおいて、有益な本だったと思う。
Posted by ブクログ
女性が生きていく上で直面する様々な問題を、実例を挙げながら紹介している。ただの自己啓発本でなく、マネー本でもない、人生設計指南書。ありのままの自分をコーチングによって発見し、目的意識を持ったお金の使い方、貯め方で、未来のなりたい自分になる。年代に応じたキャッシュフロー図や、年金の試算など、数字として見れて分かりやすい事例が多かった。とても勉強になった、ぜひ女性に読んでほしい一冊。
Posted by ブクログ
お金の使い方を見直したいと思い、購入しました。家計管理の具体的な方法論の前に、これからの人生において何をしたいのか?自分にとって何が大切なのか?周囲や社会的評価に惑わされず、自分が本当にしたいことは何か?それをいつ、実現、着手したいのか?ということを現状の制約なしに考え、その為にどうすればいいのか?というのを、ファイナンシャルプランナーの視点で現実的な家計管理に話を落とし、そして自らの行動を促す。そうすることで、日々の家計、月の家計管理という発想から、人生設計、人生の目的を達成するための家計管理と意識が変わる、というコンセプト。
日々、月々、直面した大きな金銭的な問題を具体的に解決するための指南書が欲しいという方には不向きです。ただ、多くの自己啓発やビジネス書にかかれているように、本来、お金の使い方だけでなく、時間の使い方も同じ考え方なんだと思います。漠然と描いてる夢、やりたい事は、想像しているだけでは、10年後も想像の世界。口に出して、紙に書いて、現実と照らし合わせる。出来なかった自分ではなく、これからの人生をどう生きるか、を考える際に、現実的な「お金」の話を一緒に考える。個人的に共感を覚えました。