【感想・ネタバレ】距離にして10℃以下のレビュー

あらすじ

いま、二つの冷蔵庫がつながるーー。

冷蔵庫は別世界への扉だ。
2026年夏ーー食に無関心な大学生・上原夏樹の冷蔵庫が、料理代行をして暮らす会田栞のものと繋がった。“200km”先にいる知らない相手との冷蔵庫を通したやりとりは、料理を送ったり、文通をしたりという、すこし奇妙なもの。だが、そんな交流のなかで夏樹は、栞が抱えている大きなトラウマに触れることになる。2人の冷蔵庫が繋がった意味とは、一体ーー。
冷蔵庫の向こうへ、200km先へ、自分の声を届けるために。冷蔵庫の向こうにいたのが、あなたでよかった。

※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

これは本当に素晴らしい作品で、まさに私の好みにど真ん中でした。大げさではなく、今年読んだライトノベルの中で一番「読んでよかった」と思えた一冊です。
物語は、どちらも社会にうまく馴染めず、将来にも不安を抱えている二人が、一台の古い冷蔵庫を通して繋がっていくというお話です。設定だけ聞くと「えっ?」となるくらい不思議ですが、その奇抜さが逆にとても魅力的なんですよね。
前半のおよそ6割は、二人がお互いに少しずつ心を開いていく過程が描かれています。古い冷蔵庫を通して約200km離れた場所へ料理を送り合う そんなやり取りを重ねながら距離を縮めていく様子が本当に温かくて、実は私自身も主人公たちと少し似ている部分があるので、読んでいて何度も心が温まり、とても幸せな気持ちになりました。
後半は少しだけスリリングな展開になります。冷蔵庫に隠された謎を解き明かしながら危機を乗り越えていく一方で、ヒロイン自身も少しずつ自分の殻を破り、前へ踏み出していきます。
冷蔵庫の仕組みについては正直かなり難しく、「本当にそんなことが?」と思うような内容ではあるのですが(笑)、説明しているのが文系の大学生である主人公と、人見知りな専業主婦のヒロインなので、「まあ、この二人ならこんな説明になるよね」と思わず笑ってしまいました。細かい理屈は置いておいて、不思議と納得できてしまうんです(笑)。
私は以前にもこの作者の作品を読んだことがありますが、感情の描写がとても繊細で、直接言葉にしすぎず、読者の想像に委ねるような表現が本当に上手な作家だと思っています。そして、この作品でもその魅力は変わりませんでした。サブヒロインが主人公に好意を抱いているように見える場面もありますが、その感情の描き方がとても控えめで上品だったので、物語全体の雰囲気を壊すことはありませんでした。
主人公とヒロインの関係も、ゆっくりと自然に変化していき、その積み重ねがとても丁寧に描かれています。だからこそラストには心から満足できました。
この作品が本当に大好きなので、ぜひ二人のその後を描いた番外編も読んでみたいです。ヒロインが今よりもっと幸せになっている姿を、ぜひ見届けたいと思いました。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冷蔵庫の上段に見慣れないタッパー。身に覚えのないロールキャベツ。

料理代行、栞。

バブル、ロボット。

栞、ロールキャベツのように少量を作ると効率が悪いものは纏めて作ってらタッパーに入れて冷蔵庫に。

栞、コミュ障。

冷蔵庫に入れてたロールキャベツが消えていた。


上原夏樹、何故か冷蔵庫に入ってたロールキャベツ食べた。美味しかった。
上原は料理しない。
亜里沙が作ったのかと思った。聞いてみたら、違った。

上原夏樹、食に関心0。

栞、冷蔵庫の奥、タッパーを押すと、壁の向こうへ吸い込まれていった。

上原夏樹、夜中3時にコツンと音がして目が覚める。冷蔵庫にタッパー。
冷蔵庫の奥から、ワインボトルが出てくるところを目撃。向こうに誰かがいる。
ワインを向こうに返すことはできなかった。


栞。冷蔵庫の奥になくなったタッパーを発見。中に紙。
向こう側の誰かへ
ワインボトルを受け取ったものです。ロールキャベツとエビの塩焼きも届きましたり突然のことに驚きましたが、あなたも同じなのではと思い、手紙を書いてます。何が起きているか突き止めませんか。追伸、料理とてもおいしかったです。

夏樹、冷蔵庫を明けっ放しにしたことが、ポータルの開通のきっかけかもしれないと気づく。

栞。
手紙がくる。そちらと同じか分かりませんが、うちの冷蔵庫を7分くはい開けたままにすると、冷蔵庫の奥の壁がそちらとつながるみたいです。1分で元に戻ります。僕の電話番号を書いておくのでよかったら電話下さい。

栞、長野。相手、東京。


夏樹、冷蔵庫は母の兄貴の形見。

栞。夏樹の方は7分開閉の条件らしいが、栞こ方は4分だった。
一度開けるとクールダウンが必要。


どちらも2026年7月。

栞の料理代行は両性の写真を提供するもの。間違えて、顧客の有名人のものを有名インフルエンサーのもので送ってしまい、トラブルになる。

ポータル、音も伝えられる。

有名人2人、つきあってたことにするのは、と夏樹は提案。→全然、いい提供じゃないが。。

母の兄貴、冷蔵庫を夏樹にあげたがっていた。

有名人、2人は交際していると発表することに。→実際は付き合ってなかったのに、そんなのしてイメージダウンにならないの??いみわからん。。ここまでは面白かったが、納得いかず、自分的にはマイナス。。

夏樹、母の兄貴こ中村啓太郎のパソコンを見ることに。パスワードは、冷蔵庫の型番だった。



栞も調べる。中村啓太郎はかつて、オフ会で、無からエネルギーを生み出すELSEモーターの話をしていた。

夏樹、中村啓太郎のパソコンには自分宛のメモが残してあった。
お前に譲った冷蔵庫ト、どこかふさわしい場所に放つ予定のもう1台には、ELSEモータート呼ばれる特殊な装置が組み込まれている。

冷蔵庫に異変。少し開いていて、そこから大量の霜があふれ出していた。

冷蔵庫、少しずつ性能が上がっていた。ポータルとしての性能も。1分以上つながるようになっている。

栞。トラブルを起こしたインフルエンサーのれいらから電話があり、謝る。勇気を出して喋れるように。

栞。夏樹に電話。


街が凍り初めている。

冷蔵庫から異音。

栞。マンションの高層階。
夏樹。アパートの一階。

栞、冷蔵庫を一階に移動。ELSEモーターほ暴走は高低差にあった。

→終わりがあっけなく、残念。設定は面白いのに。。
解決が面白ければ、きみの名は、になれたのに。。2人の恋とか、そういうのはないのか? 栞のトラウマ解決もあっけなかったし。。もうちょっと上手くできたのでは、と思ってしまう。。
タイトルはいい。
男女2人が交互の視点で進んでいくのも、展開はうまかったが。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

冷蔵庫を中心に繰り広げる不思議なお話し

一旦表紙が好きすぎた。

2人の距離感と謎の信頼、そして友人たちの暖かさが心地よすぎて、いつまでも読んでいたくなった。

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2026年07月18日

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