あらすじ
その日、人類は初めて金星人と遭遇した――。 僕は劇団の稽古場で、入団希望の女の子を面接していた。自らを 「金星人」 だと名乗る彼女は、印象的な瞳を輝かせながら自信たっぷりに言う。「どこからどう見てもそうです」。 弱りながらも、僕は彼女の入団を受け入れた。目の前で演じた即興芝居が抜群にうまかったから。けれど彼女の加入で、僕らの劇団、いや僕らの人生は大きく変わるのだった……。 小さな劇団を舞台に、夢を追いかける個性的な若者たちを鮮烈に描く、甘酸っぱさ満載の青春群像劇。
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Posted by ブクログ
夢追い人たちの甘酸っぱい青春群像劇.
その日,人類は初めて金星人と遭遇した.
小さな劇団で夢を追いかける個性的な若者たちを鮮烈に描く甘酸っぱさ満載.
面白かった!
ぐいぐい引き込まれていくね.
主人公というか語りの「僕」の名前が途中まで分からない.
「僕」が「君」に向けた語りに名乗りなんて必要がない.
ということですね(知らんけど).
しかしあれだ,
「理想の彼女のつくりかた」を書いてた人と同じとは思えないな.
こっち系の方が良いんじゃないか?
ってくらい良かった.
「金星人」だなんて「東京アンダーザブリッジ」系かと思った時期もありました.
いやー,良かった.
推すのです.