あらすじ
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相対性理論には、特殊相対性理論と一般相対性理論があります。いずれもアインシュタインが作りました。本書では特殊相対性理論はどういうことを仮定し、どのような議論をして、どのような結論を導くかということを解説します。特殊相対性理論は結果が“派手”なわりには意外にその導き方は簡単と言えます。読者が特殊相対性理論の公式の導き方を理解して、人に説明できるようになることを目指します。本書付随の動画、画像はこちらから。 http://www.geocities.jp/n_dimension_n_dimension/toreaders2.html(一部のブラウザでは正しく表示されない場合があります。) 式を導くときの式変形は、初心者でもわかるように、なるべく省略せず、詳しく書きました。中学数学がわかっている人であれば、本書を読めば、相対論の有名な式が、導けるようになります。そればかりか、さらに、人に説明できるようになります。さあ、友人、知人、に話してみましょう。
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Posted by ブクログ
ローレンツ変換のところがさじ投げている感あってめちゃくちゃ好きです。「この短いセクションで説明できるわけなかろうが」という開き直りが、そこかしこに散らばっていて、相対性理論とは何なのかを説明するのに、高度な数学知識が必要であることを、改めて思い知らされます。
ちなみに、この本で説明している内容は「特殊相対性理論」の薄皮にも満たない部分であることを承知の上で、雰囲気をつかむ程度で読むことをオススメします。あくまで、有名なエネルギーの式を導出するために助走なしで大ジャンプかますことが目的なので、無理筋を前提にしてください。
※ヨビノリたくみ著「難しい数式はまったくわかりませんが、相対性理論を教えてください!」を読むことで、本作品の理解度は深まります。たぶん。