あらすじ
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整合性のある古代日本の1000年史を叙述するには“渡来史観”が不可欠であった。大和中心史観の呪縛から離れ、広い視野から記紀の虚構を暴き、古代天皇家・簒奪の闇を解明、新しい常識への構築を目指す。
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Posted by ブクログ
繩文時代から奈良時代の始まりまでを概觀してゐる。
東アジア史をベースにした渡來人の動きや、日本語の東西アクセントの違ひなどから、古代史を再構築する試みである。
古田武彦の「九州王朝説」によるところが大きいやうに思はれるが、それをもとに更に大膽な假説を提示してゐる。
ただし、率直に云つて、よくわからない。
私の理解力が及ばないのかもしれないが、筆者の文章力にも問題があるやうに思ふ。
讀了するのに5日もかかつてしまつた。
實にわかりにくい文章である。
主語と術語、修飾語の關係がごちやごちやとしてゐて、非常に讀み辛い。
やつと讀み終つたといふのが率直な感想だ。
筆者は新聞社に勤務してゐたやうであるが、記者ではあるまい。
記者がこのやうな文章を書いてゐたら致命的である。
2004年10月31日讀了。