【感想・ネタバレ】コメと日本人のレビュー

あらすじ

コメはなぜそんなに特別なのか
人気植物学者が解き明かす 奇跡の植物イネとコメの秘密

コムギやトウモロコシと並んで世界三大穀物の一つに数えられるイネ。世界にはたくさんの植物があるのに、なぜ日本人の祖先は数ある植物の中からイネを選び、コメは日本人にとって特別な食べ物になったのか。植物としては奇妙な特徴をもつイネやコメが、田んぼという日本の原風景を作り、経済作物にもなった。植物学を足掛かりに人間文化との深い結びつきをひも解く。 解説 小泉武夫

【目次】
第一章 米って何だ?
第二章 イネという植物
第三章 田んぼというシステム
第四章 米で読み解く日本の歴史
第五章 米と日本人
解説:イネを愛する至高の一冊 小泉武夫

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Posted by ブクログ

昨年の春、「植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる1週間」という本で初めて知った植物学者の稲垣栄洋さん。
この本がとてもエキサイティングで面白かった。
いつもの工夫舎さんで、まず「コメと日本人」というタイトルに惹かれて手に取り、著者名を確認。流れるようにレジへ直行。

…はい、やっぱり面白いー!

コメ、お米、白米…ごはん…美味しいよね。ここ数年来わたしをときめかせる食べ物のひとつが塩むすびだったりする。

植物としてのイネの話、うるち米ともち米の違いをアミロペクチンとアミロースの割合からわかりやすく教えてくれる。
イラストもかわいいし、直感的な理解を助けてくれるのでありがたい。
田んぼというシステムについても、目から鱗の内容だった。
見慣れた普通の景色に鮮やかな色がつくみたいに、知ることの楽しさが体感できる。

特に面白かったのは、第四章「米で読み解く日本の歴史」そして第五章の「米と日本人」。不思議なんだけど、最近興味が湧いて読んできた本や、触れてきたカルチャーに全方位で繋がる内容だったので、美味しいお米みたいに「美味いなぁ、美味いなぁ」と思いながら読んだ。

きわめつけの解説、小泉武夫先生。
発酵業界では大御所らしいが、
小倉ヒラクさんの本や、関連からそのお名前を耳にする機会があったので、
「おおっ、ご本人登場?!」と、その文章に大興奮してしまった。
(内容はもう一回読み返そ)

読書って、本との出会いって、
こういうことがわりとあるんだよな。

今回も最高の出会いになりました。

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2026年05月30日

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