【感想・ネタバレ】鏡と初期ヤマト政権のレビュー

あらすじ

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第二回九州考古学会賞受賞。破鏡から完形鏡へ、古墳時代開始論の核心を抉る画期的鏡論。

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Posted by ブクログ

 この本は著者の博士論文をまとめたもの。以前からコツコツと書いていた論文を一部改定して収録されている。資料集成も良く行われており、銅鏡に関する好著といえる。
 従来銅鏡の研究は、弥生時代と古墳時代で完全に分断されていたが、この本では初期ヤマト政権という古墳出現期に着目したことにより両者を横断する視点を備えていることが重要である。
 銅鏡の専門家はもちろんのこと、弥生・古墳時代の考古学を学ぶものは必読であろう。(2008.01.01)

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2009年10月04日

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