【感想・ネタバレ】戦争の世紀を読む ナチズムと帝国日本を超えてのレビュー

あらすじ

「あの戦争」に敗れたドイツと日本において,知識人や大衆はファシズムとどう向き合ったのか.その過ちを繰り返さないために,私たちはいま何を学ぶべきか.混迷の21世紀を生き抜くために不可欠なのは,バックミラーを覗きながら前進する「メディア史的思考」──.いま一度〈戦争の世紀〉を問い直すための,最良のブックガイド.

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Posted by ブクログ

現代史のリテラシー(岩波書店)を文庫本にしたものである。筆者の持論としてメディア論はメディア史であるという立場から、書籍についての自分の書評を再編集したものである。学生がメディア史についての卒論や修論を書く場合には、メディア史の本を読むことが必要であるが、著者が書評しているので全てを読まなくてもいいかもしれない。
 林芙美子のベストセラーは放浪記であるが、当時は戦線が大ベストセラーであったという歴史については、記憶しておくべきことであろう。また、ダッハウ収容所の解放では、その囚人の中に日本人もいた、という話は初耳であったが、インターネットでは検索できない事実であるし、AIの回答では、こうした事実はないということで(これも怪しい)、それをもっも強制収容所はユダヤ人だけとという幻影が崩れるであろう。
 文庫本化で学生が読みやすくなったと思われる。

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2026年10月16日

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