【感想・ネタバレ】燃える家のレビュー

あらすじ

本州西端、800年前に安徳天皇が没した海辺の街で暮らす高校生・滝本徹は、出生の秘密を抱えていた。ニューヨークをテロが襲った年、徹の親友・相沢良男は世界の無意味を唱え、クリスチャンの国語教師のレイプ計画を進める。一方、地元選出の政治家である徹の実父・倉田正司が権力の中枢へ向かうと共に、対抗勢力の陰謀がうごめき始める・・・。この世を動かす絶対的な力とは何か?現代日本のテーマを根源から問う傑作長篇小説。

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Posted by ブクログ

600ページに迫る長編の中のどのページを開いても、心理描写は深く丁寧、情景も細かく今そこにある様に描かれています。一週間かけて読み終わりましたが、退屈する時間は全くありませんでした。内容に関しては、保身の為に実の息子を廃人にしてしまったり、息子が関わったレイプ事件の犯人を殺したりと、少しやり過ぎだと思います。

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2022年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とにかく長くて、厚くて、文字がページにたくさんあって、読むのが大変な本でした。次のページを開くと余白がぜんぜんなく、全部活字でうまっている、会話文が少なく、めくっても、めくっても、減っていかない残りのページ。

内容もなかなか頭に入ってこなくて、どうして最後まで読もうとしているのかわからなくなってきましたが、とにかく読み終わりました。

現実にはありえないことが現実のように書かれていることも入り込めない原因のひとつでした。

文字を追っているだけの部分もありましたが、作者がずっと追い求めているいる主題があるんだろうな、きっと。

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2014年04月07日

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