あらすじ
衰退一途の日本のジャーナリズム。その根本の病巣こそ「記者クラブ」である。広いスペース、税金から支出される通信費、光熱費……。官公庁から便宜供与を受けて他のメディアを締め出すさまは、中世のギルドさながら。果たして彼らに自浄作用はあるのか? 健全な民主主義のため既得権を抉った渾身の書!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
捨てページがない良書。
常日頃、「日本のマスコミって何かおかしいんじゃ?」と疑問を抱いていた身としては、一読して膝を打つ思い。新聞は他業界を批判する前に、自己批判せよ。
著者自らの緻密・丁寧な取材がほとんどを占めており、内容が非常に濃い・まさに渾身の1冊。値段以上の価値があるので、一読をお薦めしたい。