【感想・ネタバレ】叫び声のレビュー

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Posted by ブクログ

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芽むしり仔撃ち~性的人間の間くらいの時期、のはず。序盤の陽気さからそれぞれ破滅に向かっていく様子は、若者特有の精神的な危機をなぞるかのよう。大江健三郎を未読の人におすすめしたい。

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2021年02月22日

Posted by ブクログ

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僕(主人公)という人間が大学生のころに出会った4人の物語。僕、ダリウス・セルベゾフというアメリカ人、虎、呉鷹男が共同の目的の元、一つの屋根の下で生活を共にする。ダリウスが造船中である友人たち号(レ・ザミ)というヨットで外国に行く話を持ちかけた。3人は同意する。それぞれの思いのもとレ・ザミに思いを馳せる。そうした中、様々な出来事が起こり4人の考え、行動、態度、環境にも変化が訪れる。そういったストーリー。言葉のユーモア、人物描写の鮮やかさがこの本には溢れている。

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2013年06月23日

Posted by ブクログ

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著者の作品は初めてなのですが、少し難しい本であると感じました。
落伍する若者を描いているためか、そこに何か寓意があるのではないかとか、これは主人公の成長を描いているのかなど、考えながら読んでしまったためです。
安保闘争の時期の作品で、主人公の仲間はみな外国の人間だったので、そうしてもそんな気になってしまいます。
もう少し、話を純粋に楽しめばよかったですかね。
といっても、やや暗い気持ちにならなくもないですが。
ここにファンタジーっぽさを加えると村上春樹のようになりそうです。

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2012年05月13日

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