【感想・ネタバレ】企業年金が危ない!のレビュー

あらすじ

経営と銀行が結託した年金「偽装」が進行中。公的年金「改竄」だけじゃない、もう一つの年金も危ない。公認会計士による「粉飾決算」、一級建築士による「耐震偽装」と同様の専門家による大犯罪を暴く!

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Posted by ブクログ

早稲田大学の自社年金減額訴訟について、教員組合側の論理で書かれている。

 退職金・企業年金の減額訴訟というと、減額される側については、ことごとく世間では理解されないもの。またそのされる側も「厳しいなら仕方がないな」と思ってしまう。

 訴訟の方は、「減額条項」がないことが争点となっていた。

 贅沢言うな!ゴネるな!という社会的圧力もある。しかし、少しでもおかしいな、と思うのなら、せめて本書の組合員たちくらい抵抗してみるのも選択肢としてはある。そのために裁判所があるのだから

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2011年01月21日

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