あらすじ
ミステリはここまで来た。
驚愕、反転、感動の”解決篇”
13の密室、13のトリックーー
『神の光』の北山猛邦が挑む、
本格ミステリの最高到達点(トップ・オブ・トップ)!
凍てつく世界を旅する少年・ルーサは壁で囲まれた城塞都市・石球城に迷い込む。無数の石球が散らばり、永遠に夜が明けない閉ざされた街(クローズド・サークル)は、九人の王が支配し、十三の灯台とそこに住む巫女によって保たれていた。自身の正体を知るため、ルーサは“世界の果て”を目指す少年・ロメリアと、巫女・カヮクの灯台を訪れるが、待っていたのは密室首切り死体。巫女殺しの疑いをかけられたルーサは犯人を捜索するが、今度はべつの巫女が密室首切り死体として発見されーー。
連続巫女殺しの犯人は? 「石球城」の驚愕の真実とは?
滅び行く世界で、“真実”だけが眩く光る。
【担当編集者コメント】
ミステリが好きでよかったーー原稿を読んだときの素直な気持ちです。『神の光』でミステリ界を席巻した北山猛邦さんの「城」シリーズ、21年ぶりの新作です。終末世界で起こる殺人とド派手なトリック。1作ごとに物語は完全に独立しており、共通点は「本格ミステリであること」のみ。稀代のトリックメーカーが演ずるのは、ミステリ史に残る“奇跡(マジック)”。ご堪能ください。
――亥(メフィスト編集長)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんか凄いものを読んだ。
北山猛邦は物凄く好きな作家では無いのですが、
これは凄い。
十三の密室トリックなんて今まで読んだ事が無かった。
密室以外の色々な謎が、解き明かされる最終章には参りました。
北山猛邦さん。あなたの頭のなかはどうなっているのか。
Posted by ブクログ
プロローグ
酷暑の新作ミステリー第三弾!
“石球城”という13の塔からなる城
その13の密室で13の殺人が行われた
13の密室の謎をどう解き明かすのか!?
この超絶的悶絶!
しかと見届けよ!
本書
『石球城』殺人事件★Super5
akiさんの本棚から
素晴らしい作品をご紹介いただきました
いつもありがとうございます
氷と暗闇が支配する“石球城”
そして13の塔と灯火を護る13の巫女だち
クローズド・サークルと化した城にとある侵入者が現れる
その直後から、クローズド・サークルの塔にいる
巫女たちがひとり、またひとりと殺されていくのだが…
設定も各13にも及ぶ謎解きも、そして全体を通してのストーリーも全て素晴らしいの一言に尽きる
ファンタジーという世界観は苦手であるが、一気の伏線回収と謎解きそしてラストが爽やか過ぎた
エピローグ
酷暑の新作ミステリーも早くも第3弾だ
通常なら息切れしそうだが、息つく暇もないほどの良作3冊であった
次の新作ミステリーは、“アノ”続編だ!
“アノ”主人公の成長が楽しみでならない
『ハウスメイド』『方舟』シリーズに次ぐ
お祭り本になっていくのだろう
ということで、乞うご期待!!!
完
Posted by ブクログ
夜の明けない街。一日の午前午後を十三時間、十三日を一ヶ月、十三ヶ月を一年とする十三で巡る神聖暦という暦が生活に根付く世界に迷い込んでしまった少年は、頭部なく発見された灯台守の巫女殺しの嫌疑をかけられて、被告として神聖裁判に立つことになるのだが。終わらぬ連続殺人。少年はいつか夢見たこの世に残された最後のビーチ『最果ての海』に辿り着くことはできるのか。
美しい創り上げられた世界は謎が解かれるたびに、その美しさを増していく。それぞれ独立していた点が線を描いて浮かび上がる真相の衝撃はあまりにも凄まじいもので、さらにそれだけでは終わらず、その先に残る余韻は一読忘れがたいものでした。読み終えるのが名残り惜しい、いつまでもこの世界に浸っていたい、そう思える読書体験でした。我々が生きている世界とは違う世界でなければ成り立たないミステリであり、でも我々の生きる世界と地続きでなければ成り立たないミステリでもあり、そんな薄氷を踏むようなミステリを成り立たせてしまう丁寧で繊細なラストに感動を覚えてしまいました。
Posted by ブクログ
鬼★5 ここはどこ?私はだれ? から始まる、超デカ盛り謎解きミステリー。大量で緻密な密室殺人と、石球城の壮大な謎に慄け!
■あらすじ
最果ての海を目指して凍りつく世界を彷徨っていたルーサは、気が付くと石球城なる場所に迷い込んでいた。そこは13の塔と大きな塀に囲われた都市、朝は訪れず常に夜であった。ルーサは城壁の外を目指すロメリアに出会い、塔の番人である巫女たちを訪れる。しかし塔からは首無しの死体がみつかり…
■きっと読みたくなるレビュー
鬼★5 これは今年の本格ミステリーのトップレベル。こんなの書けるのは、まさしく北山猛邦先生しかいないでしょう、唯一無二の化け物ミステリーです。
なんたって大量の密室殺人の謎をはじめ、『石球城』という城塞都市やこの世界の謎、さらには自分自身やこの世界に住む人たちに謎など、神秘に満ち満ちたミステリーが待ち構えていますよ。めいっぱい楽しみましょう~
まず本作で最も推したいのは、幻想的な世界観ですね。まさしく「ここはどこ?私はだれ?」から始まる。ミステリー好きからすると、こんなんが一番テンション上がっちゃうよ。
ページをめくると石球城全貌(13の塔と城壁に囲まれた街)のイラストが目に飛び込んでくるんだけど、これを眺めているだけでワクワクが止まらなくなる。もちろん読み進めるほどに、ファンタジックな要素が倍々ゲームに膨れ上がって、もう抜け出せなくなるほどに引き込まれる。『天空の城ラピュタ』だったり『ガラスの顔/フランシス・ハーディング』の世界感にちょっと似てるなーと思いました。
また本作はストーリーもよく練られているんです。単に殺人事件が起きるだけでなく、時には街や洞窟を冒険し、時には敵に対峙し、時には仲間たちと夢を語らう。かなりプロットを詰め込んでるんだけど、ちょうどいい解像度で物語が進むから、力をいれずに読み進められるんのがイイ!
さらにはの一連の密室事件と、石球城が終末を迎えてしまうということが綿密に連結しているという設定が秀逸。謎解きミステリーだけでなく、読み物としても楽しめる作品になっていると思いました。
そして最も強烈なのは謎解きですよね。なんじゃコレ…
どんだけ密室殺人があるんだと… 謎解きフェーズを読んでると、そりゃ面白くって感心しきりなんだけど、最後のほうになると胸焼けがしてくるほど濃いのよ。なかでも後半3つの密室は、さすがに鼻水が出て、顎が外れて、目ん玉が飛び出ましたね。
特に「闇の灯台」のトリックを思いつくのは、世界中を探しても北山先生しかいないと思うわ。犯人とその背景もエグくない? その発想はいい意味で無理。もう無類の密室殺人トリックでしたね、変態です。
さらには終盤には石球城そのものの謎、真相が明かされるんですが… ちゃーんと世界感を崩壊させず、ロジックも破綻させず、にもかかわらず壮大でありラストにはつきぬけるカタルシスが得られるという素晴らしさですよ。
なんかもう、しばらくは本格モノは読まなくていいかなってくらいの「超デカ盛り謎解きミステリー」でした。ごちそうさまでした、げっぷ。
■ぜっさん推しポイント
幻想小説、ファンタジーを読んでいると、いつも作者の発想力や世界観構築力に圧倒されますよね。ほんとスゴイ。
そして現実にはあり得ないだろうなーって思うんだけど、本作に限っては、ひょっとして1000年後くらいには、ありうるかもと思いました。今、自分にできる小さなこと犠牲にすれば、将来大きな犠牲はなくてもすむ。ちゃんと警告は聞こえているはず、未来の私たちのことを大切に。
Posted by ブクログ
面白かった〜。クローズドサークル!密室!連続殺人!こういうのが読みたいんだよ、というのをこれでもかと浴びせられた感じです。物理の北山ここに在り。工学部で良かったなーと思うのは、こういうトリックを理解できたときですね(笑)。静謐な終末世界という、北山猛邦ワールドの美しさも健在で、良い読書でした。ミステリ読みたい欲が存分に満たされました。
Posted by ブクログ
たまたま書店で見かけた北山猛邦さんの新刊の帯には、歴代メフィスト賞作家の賛辞が並んでいる。北山さんご自身、第24回受賞作『『クロック城』殺人事件』でデビューしているが、今では第71回まで受賞が決まっているそうで。
デビュー以降、いわゆる『城』シリーズが計4作刊行されたが、正直評判は芳しくなかった。『『○○城』殺人事件』というタイトルを冠するのは、実に21年ぶり。そんな本作は、物理の北山の面目躍如にして、原点回帰と言える大作だ。
居住地を旅立った後、凍てつく大地で気を失ったルーサ。目覚めると、そこは城壁に囲まれた都市・石球城だった。ルーサを助けたロメリアは、早速この謎の都市について説明する。石球城の外部から現れたルーサに、興味津々のようだが…。
石球城の城壁に沿って建つ13の灯台には、それぞれ巫女がいた。ぶっちゃけてしまうと、13人の巫女が次々と殺害された上に首を持ち去られ、現場はすべて密室状態という内容。おいおい、大丈夫か物理の北山? どんどん心配になってくる。
崩壊が迫る石球城の中枢に乗り込み、いよいよロメリアによる謎解きが披露される。13も密室があると、それぞれどんな密室だったか忘れかけているが、気にしない気にしない。最初から反則だろうと言いたくなるのをぐっと堪え、耳を傾けましょう。
…まあとりあえず、13の密室すべてが一応説明されるのはすごい。文字通り、物理の北山だったとだけ言っておく。そっちの謎については、ルーサのように違和感を覚えることはなく、最後まで気づかなかった。そんなもん住人以外気づくかっ!
これまた原点回帰というか、北山作品にはお馴染みの、終末的作品世界。今回はすごいぞ。石球城の終末には、驚愕の大仕掛けが用意されていた。13の密室はこのための前振りだった。なるほど、ルーサはこうして石球城にたどり着いたのかっ!
あまりにも鮮烈だった『『クロック城』殺人事件』のトリックが、長年にわたり、物理の北山の呪縛となっていた。『クロック城』は未だに金字塔に違いないが、その封印が24年を経てようやく解かれたか? 久々に、心から楽しかった。
Posted by ブクログ
凍てつく大地を彷徨うルーサと城壁に囲まれた都市"石球城"で出会ったロメリア、13人の巫女達を襲う連続殺人、暗躍する『九人の夜の王』、徐々に迫る崩壊の足音など幻想的な世界観と本格ミステリーの魅力が満載で煽り文解決編の鮮やかさと滅び行く世界の結末など読みごたえ抜群の傑作だった。
Posted by ブクログ
僕は旅に出た。仲間割れして、他の仲間たちは食料のことで揉めて殺し合った。僕は生き延び、血だらけのまま進んだ。
気づいたらベッド。見たことない場所。
僕と歳があまり変わらない少年が助けてくれたらしい。
僕、ルーサ。
助けてくれた少年さロメリア。
どうやってここにたどり着いたか記憶がない。
13の塔。街の外周を丸く囲むように配置されている。
塔の上には灯。
灯台にはそれぞれ名前がある。
『嵐の灯台』6番目。
1番目が『初めの灯台』、2番目が『空気の灯台』
壁で囲まれた空間。円のように壁で閉ざされた街。
部屋のあちこちに転がっている石の球体。
それぞれの灯台には巫女が一人ずついて、灯を守っている。灯台守りの巫女。
灯台の灯は、薪を焚いたようなものではなく、電気でもない不思議なもの。
ロメリア「ルーサ、君はどうやって、この閉ざされた場所に足を踏み入れることが、できたんだ」
ロメリアたちは、壁の外に歯出ない。生活の全てが壁の中。
ロメリア「壁の外はどうなっているの?」
ルーサ「雪原に覆われていた。空はずっと雲で覆われて、僕は一度も太陽と月を見たことかまない」
ロメリア「わたきも夜空の星がどんなだか知らない。こっちは白ではなく、闇だけど」雪降らない。
ルーサが気を失う前に見たのは、海。幻の砂浜。真っ赤な自分の手。
ロメリア「200年間、外から人が来たことなんてなかった」
ロメリア「言い伝えによると石球は何千年も前からこの土地にあって、先祖の魂や墓標を象徴化下ホノだと伝えられている。石球の神秘について真実を知っているのは城の王たちだけ」
ルーサ「どれくらい人は住んでいるの?」
ロメリア「ちょうど100人。時期によって2、3人増減するけど、基本的に100人になるように調整されている」
灯台の灯、結晶髑髏。結晶髑髏に火を灯すと半永久的に燃え続ける。これのおかげで村人たちは暗い中でも生活できている。
9人の夜の王。石球城を取り仕切っている王たち。
赤ん坊が生まれたので、その家で王たちによって祈りが捧げられら名前が与えられる。均衡を保つため、変化を管理している。
王たちの本来の目的は、遺伝子のチェック。巫女の遺伝子かま発現していれば、白旗。将来的に灯台守り。黒旗はら巫女のなり損ない。遺伝関連の疾患を抱えているケースが多い。
今回は黒旗。
この街では夜が開けない。
この街では午前を13時間、午後を13時間、合計26時間を一日。
鐘がなる回数で、時間わかる。
13日間を1ヶ月。13ヶ月を1年。
→世界観が特殊過ぎて、馴染めない。。特殊設定ミステリてことかな。
ロメリアの父は外壁の外に、ロメリアが幼い頃に旅立った。
外に出たのは二人。
互いに反対方向に進んだが、もう一人が父の死体を発見。凍りついていた。
もう一人の学者は戻ってきた。
学者は、父の死体の先で世界の果て、海を発見。
そこに侵入者? 食料に歯型。
ルーサの存在を知られたかも。
翌朝、巫女たちを仲間につけるため、嵐の灯台に行く。
カヮクに会いに。→名前、言いにくいんだが、どう発音すればいいんだ?
施錠。中に閂?
扉を壊して中に入る。
ベッドに死体。首無し。
右腕のアザはカヮクのもの。
死体の部屋には5つの石球。ルーサを部屋で見張らせ、ロメリアは上を見てくる。
前に見たときと石球の位置が違う。
ロメリア「上には誰もいなかった。ただ、灯が消えかかっていた」
ロメリア推理。死体に石球を抱きかかえさせる。すぐに石球が落ちて、それがドアの前にくる。ドアは施錠されていたわけではなかった。
犯人の時間稼ぎのため。
王に説明。
だが、ルーサは扉を壊したとき、閂の止め金が落ちる音を聞いた。
ルーサ、王に見つかり、最上階まで逃げる。
捕まる。ルーサはいないはずの人間。いなかったことにしようと考えるかもしれない。
ロメリア「ルーサ! 必ず迎えに」
ルーサ、牢に入れられる。
夜の王、9人の一人。ミクトラン。彼は外の世界を信じる唯一の王。他の王は認めないために、ルーサを処分する。
ミクトラン「生き延びるために、ウソをつけ。罪を認めるんたま。カヮクの頭部の在り処を聞き出すまではルーサは殺されない」
巫女のノッホとキブ。
神聖裁判。
表決で勝ったと思ったら、石の王、偽物。ロメリアだった。
ルーサ、ロメリアに連れられ逃げる。
初めの灯台に向かう。
ルーサが牢屋にいた間、栄養食料を届けてくれたのはロメリアではなかった。誰?
ノッホ、裁判にはいなく代わりの人が投票していた。
初めの灯台には巫女バッツ。だが、返事かまなく、鍵がかかっている。
扉を壊して中に入る。
巫女の死体。頭部がない。
窓の外に血が垂れた跡。
石球に血。バッツの髪の毛。犯人は石球で、バッツの頭を殴った?
犯人は窓から出た?高さ3メートル。
はしごを使った?
2番目の空気の灯台に梯子がある。
空気の灯台の巫女はイク。
施錠されていたので、壊して入る。
頭部がない死体。
3つある梯子のうち、一番上の梯子がなかった。犯人が盗んだ?
窓は15メートルの高さ。
灯台守りの巫女が死ぬと灯が消える。全て消えると石球城が闇に包まれる。
隣の蛇の灯台を目指す。
入り口近くにロープ。
蛇の灯台の巫女、カン。
扉歯数ミリ動いただけで、びくともしない。
扉の内側につっかえていたのは斧。
首無し死体。
次の隣の知性の灯台に行く。
巫女はノッホ。
ロメリア「ノッホは神聖裁判を欠席していた。一人でも多くの巫女を助けたいならば、先回りするしかない。ここから遠い灯台に」
ルーサ「ノッホは僕を助けてくれた。今度は僕が助けに行かないと」
ロメリア「そうだね。わたしは焦っていた」
9人の夜の王。
ロメリア、銃で応戦。→ロメリア、何者?
石球城の真ん中に深淵。
ロメリアとルーサ、深淵に飛び込む。
網のようなものの上に落ちた。
深淵は、神聖裁判で裁かれた人たちが罰として送り込まれる場所だから、9人の夜の王たちは追いかけてこない。
ロメリア、黒旗として生まれた。命は長くない。
巫女は儀式を経て死後は結晶となり、次の灯台を照らす結晶髑髏となる。ロメリアは不完全結晶。髪を抜くと朱色が虹色ニ変わった。→世界観も特殊だが、人間も特殊とは。。ちょっとファンタジー過ぎて微妙。。
結晶化を治せるのは太陽の光だけ。
坑道の中、道を迷っていたら、老人に出くわす。
ロメリア「穢れの王、トラソル?」
9人の夜の王の一人。
老人「わしの洗礼名はハシント」10年前に神聖裁判にかけられ、王の地位を剥奪された。
死の王ミクトラン、200年間、代替わりしていない。
ミクトランは黒旗の生まれ。遅老症。
石球のほとんどは氷の中から採掘された遺物。魔球。石球は生きている。
老人「あいつらがひとりでに動き出すところを見たことかまある」誰も触っていないはずなのに位置が変わる。消えたり、現れたりする。
→うーん。密室トリックに使われてたら、微妙。。
深淵から生還。
隠し部屋。深淵と城が繋がっていた。
梟の灯台の巫女、キブに会う。
巫女の頭部を奪う理由。結晶髑髏を奪うため。巫女の頭は結晶髑髏になる。
結晶髑髏にするには儀式が必要。その儀式は巫女しか知らない。
結晶化の儀式のため、密室で首を切断する必要があった。
灯台の結晶髑髏は持ち出せないので。
→密室で首を切断って、どんな本ミスチックな儀式だよ。。
知性の灯台に行く。
跳ね橋。上がっていると、4メートルの亀裂があるので灯台に行けない。
ノッホの死体を発見したときの状態をキブに行く。
首無し死体。
扉は施錠されていなかったが、跳ね橋が上がっていたので、全体的さで大きな密室。
キブが道の灯台でエーの死体を見つけたのは二日前。
昇降機がある。訪ねた時、昇降機は上に上がっていた。
階段もあるので、階段を上がると、扉が開かなかった。
王たちとともに扉を壊して中に入ると、エーの首無し死体。
潮力発電機。
最も神聖な巫女、13番目の巫女、アハウ。
王の灯台、アハウ。王と同じくらい偉い。
王の灯台の入り口、開かずの扉。王の紋章がなければ扉を開くことができない。アハウのヴェール。
誰も今まで見たことがなかった巫女。
停電。
巫女、それぞれ異なるアクセサリー。
それらを全て集めて組み合わせルト何かが完成すふかも?
ネックレス。
犯人も気付いていない。遺体にのこってた。
キブは安置室にネックレスをとりに。
ロメリアたちは、死の灯台に。死の灯台の巫女は普段ネックレスをしていなかったので、灯台の中にまだあると思う。そして、現場を見てみたかった。
キブの話だと、部屋は石球で開かなかった。部屋の直径とほぼ同じ大きさの球体かまあった。
大男が集まって石球を何時間もかけて壊し、中に入った。
吹き抜けの上階に大きな石が元々あったからそれを落とした。
石球を落とした後では犯人は出られない。
イミシュのネックレスが死体と一緒にあったか覚えてないので、世界の灯台に行くことに。
イミシュ、地下で見つかった。施錠。
半分凍っていた。頭部ない。
犯人の行動の想像。巫女を殺害後、首切断。地下室から出る。その後、密室を作るために、鉄格子を外して腕を中に入れ、鍵穴にキーを指して施錠。キーが抜け落ちない状態にして立ち去った。
キーが中途半端凪状態で鍵穴に刺さったままになったのは、イミシュが扉を開けようとやみくもに回した結果?イミシュはここに閉じ込められていた?
犯人は地下扉の上に立って、開かないようにした。
石球城、雨降らない。人間以外の動物いない。
天井がある? 石球城は地下洞窟?
ある人が上に向けて塗料の弾薬を撃ったら、天井にペイントされた。望遠鏡で見なければ届かない距離。
10日5にそれは消えた。
→なんだが、終点教団みたくなってきたな。そういえば、北山猛邦はトリック協力で関わっていたな。そこから、この話を浮かんだのか?
雨の灯台。
まだ温かい死体。
自分たちの足跡しかなかった。
→次々と死体出過ぎ。。
雨の灯台の巫女、エブ。鎖でベットに繋がれていた。
ベット、動かされた跡。
10番目の灯台、大地の灯台。巫女はカバン。
扉開かないので壊して入る。
巨大な石球の上に死体。頭部ない。
大地の灯は、床が土。
周りに10以上の箱。
箱から頭蓋骨。
他の箱から、様々な部位の骨。
死体の数は10を超える。子供。
カバンは行き場のない新生児を預かっていた。
扉を封鎖していたのは、掘り返された棺。
犯人は、階段から石球を落とした。氷をかませて、時間差で落ちるように。灯をつけて凍っを溶かした形跡?
しかし、一階には大きな石球しかない。
ミクトランが現れる。
ネックレスの束を持っていた。短剣から血。キブから奪った。
ルーサ「殺したのか?」
ミクトラン「密室の用意もないのに殺すわけなかろう」→いやいや、どんな設定やねん。。
ミクトラン、ネックレスを壊す。
ミクトラン「巫女殺しの真犯人は、ロメリアの父だ」実は外で死んだのはウソだった?
ルーサは壁の外から送り込まれたスケープゴート。記憶は捏造されたもの。
ミクトラン「残りの結晶髑髏を3つ集めろ」
石球城では磁場が乱れるからコンパスは使えない。
ネックレスの秘密は、ジャイロコンパスを作るためのもの。磁気に頼らないコンパス。
闇の灯台の巫女、アカパル。
梟の灯台。キブの様子を見に。
キブ、死んでいる。ネックレスを握っていた。持ち去られたと思われていたエブのネックレス。
頭部ない。
鳥籠のようなドーム状。枠は鉄製で15センチの隙間。
犯人は、なんらかの方法で台座を破壊し、それを跳ね上げ戸の上に載せることで密室。
巫女は結晶髑髏になるためにその灯台にいるので、結晶髑髏のためなら喜んで首を差し出す。
犯人は11個の結晶髑髏を集めたことになる。13個全てを集めるト、何かが起こる
雨。ロメリアは、初めての経験。
石球城の心臓。冷却炉。
石球城の地下には分厚い氷の層がある。
石球城を取り囲んでいる城壁は、大部分が磁石でできている。
磁場によって、氷が溶けにくくなっている。
穢れの王トラソル、9人の夜の王を神聖裁判にかける。すでに8人を捕まえた。残りはミクトランだけ。
王の灯台。
開けられるのはアハウだけ。手の形の認証。
アカパル、超伝導体の研究。結晶髑髏の代わりになるもの。
アカバル、死亡。首無し死体。
部屋の外では、ルーサが見張りをしていた。
王の灯台、アハウのところに向かう。
硝子戸がスライドして、人が通れるようになっていた。石球が挟まれていて閉まらないようになっていた。
バルコニーにアハウ。目を離した隙に落下。首無し。
部屋の中央の硝子容器の上に生首。王を示す紋章文字のヴェール。
台座の周りに並べられた12個の生首。
神聖裁判開廷。
トラソルが罪状を告げる。「9人の夜の王が石球城の存続を脅かした」
ミクトランがやってくる。ロメリアの父がまだ生きていて、捨てられた子供たちを引き取り、コミュニティを築き上げた。ロメリアが内通者。
ロメリア、13の密室の謎を解いた。真犯人は他にいる。
最初の殺人。嵐の灯台でカヮクを刺したのはミクトラン。
衝動的犯行。
巫女のなり損ない、と言われて、ナイフを突き刺した。
ミクトランはすぐに我に返り、このままだとカヮクが死んで結晶髑髏が失われると気づき、一旦灯台を出て儀式を行う準備を整えに行った。ミクトランはナイフで傷つけただけで殺してはいない。
ルーサとロメリアが来る前に何者かが密室を完成させ、カヮクの首を切った。
嵐の灯台の密室。
石球、中身が空洞のがあった。真っ二つにして、その中に犯人は隠れていた。
初めの灯台の密室。
犯人は、2番目の灯台の梯子を持ち出した。しかし、それで窓から入ると、凶器の石球を外に出せない。凶器の石球歯外に落ちていた。20センチで両手で持たないといけない重さ。これでははしごを上り下りできない。
犯人は、外にある、別の大きな石球を使った。ハシゴはシーソーの役目。大きな石球を支点にし、凶器の石球を作用点、真犯人が力点にのる。てこの原理を利用した投石機。
バッツは用心深いのてま、訪問客があったら窓から顔をだして確認する。
→それ、当たる??
被害者は中に倒れる。その後、犯人はハシゴで窓から入り、首を切断して、持ち帰る。
→うーん、シーソーの意味なくない?
空気の灯台。
犯人は空気の灯台の3つのハシゴのうち、一番上のハシゴを盗んで初めの灯台に使ったんだが、一番上のハシゴは窓から城壁にかけ、架け橋にした。
そのまま城壁を辿って蛇の灯台に向かう。
蛇の灯台にハシゴをかけ、窓から侵入。1階の出口の扉は、灯台にあった斧とロープと石球を使用。
おの斧を立てかけ、ロープの先端に石球を結び、ロープと石球は片端を引っ張っればほどけるようにしておく。ロープをドア上部のわずかな隙間から垂らし、石球をハンマーのようにして斧を叩き、床に食い込ませる。
→うーん。こんなうまくいく?
知性の灯台。周囲に亀裂。4メートルあるのでハシゴでは届かない。
城壁と盾を使用。盾は城から盗んだ。城壁は磁石をふくんでいるので、盾をくっつけた。盾の裏面の持ち手がハーケンの役目。4つの盾とハシゴを使い、壁に接着させた。
→うーん、磁石、そんなに強力だったの?外す時どうやったの?
道の灯台。昇降機。隙間ある。
大きい石球から順番来積み上げ2階の昇降機まで階段を作る。灯台が三角形なので角を利用。
死の灯台。中に円筒形の吹き抜け。電磁気力で氷の地盤を制御するための実験の設備だった。円筒形の吹き抜けに銅板が用いられていた。
石球の中には磁気を持つものもある。
レンツの法則で石球はゆっくりと落ちる。その間、犯人は階段を先に降りた。
世界の灯台。巫女イミシュは地下室で地元まみれ。
電気ケーブルの被覆をホース代わりにした。それならば機械いじりのすきな巫女カンの部屋にあってもおかしくない。泉の水を力に注ぎ込んだ。サイオンの法則。
殺害後、ホースの先を亀裂に。サイオンの法則てま。水はより低い方にいく。
雨の灯台。エブがベットに拘束されていたのは、ベットから振り落とされないようにするため。
石球は車輪。自動車のボディはベット。坂から転がした。4つの車輪は磁石。ベットにくっついた。
大地の灯台。被害者は2メートルの石球の上。
石球は中が空洞だった。比重が軽いので水に浮く。
かつては、大地の灯台は、氷の地盤を土の地盤に替えるための実験施設の過去。
巨大な石球も元は土に埋まっていた。小さな棺はたちも。
もう一つ石球を上の階段から転がした。30センチ。振動が発生。液状化現象で、土が泥になった。2メートルの石球は上に浮上。死体はその真上においていたので、石球に乗った形となる。
梟の灯台。
石球を砲弾のように飛ばした。隣の闇の灯台から。運動量保存の法則を利用して、並べた石球を伝わって、発射。一番端の石球は磁石。ガウス加速器の原理。
→もはや、それ着弾するの?とかは突っ込んではいけない領域に。
闇の灯台。アカバル、超電導体が見当たらないと言っていた。犯人が盗んだ。
極低温状態にする必要があったので、冷却炉から城壁に繋がるパイプをいじって液体窒素を手にいれた。
闇の灯台の外壁は磁石が多く含まれている。磁力に囚われて浮く状態を垂直の壁に対しても保つことができる。これを利用して窓から窓へ移動。
→それ、可能??
13番目、王の灯台。犯人は柱の影に隠れていた。
これまでの犯人像。小柄、身軽。
犯人は13の密室殺人とともに一生を駆け抜けた。黒旗。老化のスピードが何十倍。
ルーサが初めて9人の夜の王を見た時。生まれた赤子に黒旗が掲げられたのを見た。
王の灯台では、涙を流す老人。
黒旗の子は頻繁にカヮクのところに通っていた。
そして、事件。ミクトランがカヮクを刺した。直後、黒旗の子が尋ねる。カヮクは自分の頭をミクトランに奪われたくなかった。だから、頼んだ。首切りも密室もカヮクの指示だった。
カヮクは、他の巫女も救ってくれと頼んだ。黒旗の子は、カヮクの依頼を正しく受け取れず、首を切り密室を作ることが救いだと認識した。
黒旗の子は、アハウと意気投合していた。首は王の灯台に隠していた。
アハウは黒旗の子に紋章のついたヴェールを渡した。だから、みんなアハウだと思って招き入れてしまっていた。
ルーサたちが見たアハウも本人ではなかった。
地震。
犯人とミクトラン、王の灯台に向かう。
ミクトラン「石球城に巫女も王もいらない。必要なのは神だけだ。これから起こる奇跡を目の当たりにすれば、誰もが私を神と崇めるだろう。私が石球城の崩壊を止める」
結晶髑髏を円環状に揃えて火を灯すと乱反射となり、人口太陽となる。
犯人、自分の首に短刀を突きつける。
生贄の血で染めることが火の灯し方。
ミクトラン「初めの灯台の殺人。てこの原理での投石機出バッツは頭部を損傷していふ。そんな生首が正しい結晶髑髏になるはずがない」
ミクトラン「ロメリア、生きながらにして結晶化する体質だということはしっている。貴様に欠けた1個を担ってもらう」
ロメリア「もうすぐ石球城は崩壊する。発電機を止めたのはミクトランだろう」
犯人に遅れを取ったミクトランは逆転の一手として発電機を止めた。
しかし、温暖化が始まった。
アマランタ実験で空にペイントしたこと。石球城の空は氷だった。地盤と同じように空にも氷が張っていた。
雨は温度上昇によって氷が溶けた。
前時代の文明は地球全体が凍結したことで滅んだ。
アマランタ実験、天井の印、移動したのだった。地面が動いていた。
足元が回転する盤上。石球城は海に浮いている。氷の天井は海に蓋をしている氷の層。地盤は潮流によってゆっくり回転している。
→なんだか、よくイメージつかんかった。。
ロメリアの父、溺死だった。父、死んだあと、潮流と地盤の回転で正反対の方向に運ばれた。
ルーサは氷の空から降ってきた。地上の旅人だった。城壁の外の水溜りに落ちて死なずに済んだ。その水溜りは石球城内の泉のほとりにつながっていて、流れ着いた。
犯人、ミクトランを刺す。
石球城のある流氷が海に浮いているので、バランスを崩すことはある。そのために、各所に石球がある。石球が動くという話があったが、あれはバランスをとるため。
ロメリア「ルーサ、市民を誘導して石球をバランスとれるように配置してくれ。そして、13個の結晶髑髏を設置しなおすんだ。足りない1個はわたしのために密室を作ってくれないか」
ルーサ「できない。一緒に終わりを見届けよう」
犯人、結晶髑髏に抱きつく。血が結晶髑髏につく。乱反射。
初めの灯台の結晶髑髏は失敗だと思われていたが、ミクトラン対策だった。灯台の前に落ちていた石球に髪の毛や血痕がついていたのはフェイク。
灯台ごと浮上。氷の天井を突き破るための十三の槍。
砂浜に投げ出される。
→読む前は、絶賛している作家が多かったから、今年の本ミスのベストかなと期待していたが、そうでもなかった。。奇想系か。。世界の謎は微妙。。そもそも結晶髑髏の設定とかファンタジー過ぎて、特殊設定ミステリなのかもしれないが、全体的に後出しが多く、伏線はそれぞれあるがどこまでありでどこまで無しか境界があやふやで本ミスとしてはどうなのか。。
犯人の意外性はあるが、伏線はあるが、しっくりこない。
密室トリックの多さは評価したいが、それ可能なのね、なトリックが多すぎる。
大作なことは間違いないので、一応評価は★5
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13の密室をロジカルに解決し、世界の正体の意味そして犯人をちゃんと伏線をはってある
自分は『アリスミラー城』とか『月灯館』とかはわからなかったけど、この作品は印象的で思い出しやすい。
3262冊
今年161冊目
Posted by ブクログ
終末世界、壁に囲まれた都市、石球が散らばる城、9人の王に、13人の灯台を守る巫女…ワクワクしかないキーワードの中、巫女を狙った連続密室首切り事件が発生。
壮大な世界観の中、怒涛の謎解きで明かされる本格トリック(図が多めで分かりやすい)、思いもよらない動機と犯人…まさかの結末…主人公の少年たちの熱い友情も相まって、贅沢で大満足の一冊!
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約束の地『最果ての海』を目指して旅していたルーサは、氷の大地で亀裂(クレバス)に滑落。。。
ロメリアという少年に看病されて意識を取り戻す。そこは「石球城」という名の王国で、13の灯台と城壁に囲まれたクローズド•サークルだった。やがて灯台守の巫女が灯台内の密室で首無し死体で発見される殺人事件が次々と発生し…
攻めたなー!
“物理の北山“の異名通り、物理トリックのオンパレード。これでもかと攻め立てる数々のトリックは、全て物理法則に基づいて解説図付きでわかりやすい。あまりにも奇想過ぎて失笑するのもあるけど、原理原則に腹落ちして驚嘆するのもあり、総じて楽しめた。探偵ガリレオ•湯川学なら全部暴けただろうか。
人間ドラマ的な面白さはゼロに等しいけど、トリック偏重に振り切ってて潔い。SF、ファンタジーの要素もあるが骨子はゴリゴリの本格ミステリ。
ルークは何処からきたのか?海は何処にあるのか?ロメリアの父の真相は?複数の謎が一気に収斂する「石球城」の真実にはWAO!
作者の〈城シリーズ〉は初読み。本作は21年ぶりのシリーズ作品で、来年も新作が出る模様。この手の物理トリックは嫌いじゃないのでもう一冊は読んでみようかな。
〈城シリーズ〉
1.『クロック城』殺人事件
2.『瑠璃城』殺人事件
3.『アリス・ミラー城』殺人事件
4.『ギロチン城』殺人事件
5.『石球城』殺人事件
6.『火刑城』殺人事件
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石球城という壁に覆われた不思議な街で次々と起こる13の密室殺人。犯人はどうやって連続密室殺人を起こしたのか、石球城の壁の向こうはどうなっているのか、そして主人公ルーサはどうやってこの街にやってきたのか。
まずは凄すぎるの一言に尽きる。これちゃんと全部解決するのか…?と不安になるほど謎が多かったけど、見事に伏線回収されてスタンディングオベーション。怒涛の密室殺人解決編はしっかり物理ってかんじですごかったけど頭疲れた。笑
世界観も好きだったし、ルーサとロメリアのボーイミーツボーイがとてもよかった。ルーサが石球城の人々よりロメリアを取った終わり方も個人的ドタイプだった。
世界観が好きだったからこそ、もうちょっと巫女たちのキャラ深掘りしてほしかったな〜って気持ち。
Posted by ブクログ
大量の物理トリックを浴びて、読後の感想がただただ「なんかすごかった」。
理屈は理解できても、あまりにも現実味がなさすぎてファンタジーすぎやしないかと思った。
物理はファンタジー(?)
13の巫女殺人事件だけでなく、主人公のルーサはどこから、どうやって来たのか?
石球城とはなんなのか?
石球はなんのために存在するのか?
ストーリーに盛り込まれた謎を、終盤で一気に回収されていく爽快感。
ロメリアが有能すぎて、ルーサが友達や相棒というより、名探偵ロメリアと助手兼インタビュアーのルーサみたいな立ち位置になっちゃってたのが気になるところではある。
たぶんロメリア1人でも事件解決できてた。
最後は切ない終わり方じゃなく、ハッピーエンドであればいいなと願ってます。
Posted by ブクログ
凍てつく大地で死の淵を彷徨う少年ルーサは、城壁に囲まれた都市・石球城でロメリアに出会う。9人の王と13の灯台の巫女に守られる石球城。城壁の外から来るはずがないルーサが現れてから、巫女たちが次々と殺害されていく。すべての現場は密室。容疑をかけられたルーサはロメリアや生き残りの巫女たちと事件の真相を追うが…。
壁に囲われた都市がなんとなく『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』をイメージさせた。
13も密室があると色々大変…。しかし解決編はそんなに長くなく上手く説明されている。図があるのも分かりやすい。しかし毎度上手いな〜と感心してしまう。
Posted by ブクログ
13の密室と13のトリックが一冊の中にギュッと詰め込まれていて、それでいてストーリーも流れるように繋がっていき惹き込まれた。なんとも贅沢な一冊。
Posted by ブクログ
待望の城シリーズの新刊が単行本で登場。
終末的世界と物理の北山の名をこれでもかと発揮している内容である。
石球が大活躍もとい、広く活用されていて脱帽です。様々な特徴を持つ石球を割ったり転がしたり重ねたりと、それなら出来ないことも無いのか?というギリギリのラインで書かれているが、とても読んでいて思いつくものではない。
犯人の造形もこの世界ならではの珍しいものであった。託されたことにそんなに固執するだろうかという疑問はある。
ロメリアとルーサの最後の決断の悩ましさと、ラストの美しさによって綺麗に締め括られているのが良い。
次に誰が犠牲になるのか?という楽しみがないのが少し残念だが、これは個人的好みの話。
Posted by ブクログ
物理トリックの物量攻撃…。ある条件が明かされるとその補助線で解明するトリックが複数あるのだけど、その条件の伏線すら気づくのに特殊な知識が必要なので、フェアな本格ミステリというより、壮大なファンタジー作品を読んでいる気分でした。
予想→13の密室に共通して世界の秘密が関わってるから(例えば重力が操作できるとか)謎解きは一瞬なんじゃないかな〜
正解→13の密室毎に謎解き!トリック13通り!!
凄い本でした。誰か映像で見せて…
Posted by ブクログ
これでもかというぐらい物理と科学を畳み掛けられて、読み終わってチーンとなりました
ほぼ謎はキレイに回収されたし、太陽はたぶん見れたし、良い終わり方と思います
Posted by ブクログ
村上春樹の『街とその不確かな壁』
みたいなファンタジーっぽい雰囲気と、
最初のつかみはすごく良く、
一気に世界観に引き込まれた。
ただ、メインの「13個の密室」については、
評価が分かれそう。
「この大量の謎をどう解き明かすの?」
ってワクワクする反面、
やっぱり中盤の連続する密室劇は
どうしても長く感じてしまった。
最後に一気に解決するのではなく、
少しずつ解いていってもよかった気がする。
まあ、一気に解くからこそ納得感が出る部分もあるんだが……
んっ、これ以上はネタバレ?
前作から21年が経っているのもあって、
ショート動画みたいなファストコンテンツが
全盛の今の時代には、
このテンポはちょっとそぐわないのかもしれない。
でも、最後にその13個の密室が一気に解き明かされる怒涛の展開と、
この世界の大きな謎には
「よくこんな世界観を考えついたな」
と感心させられた。
最終的には、まずまず楽しめました。
Posted by ブクログ
ぐいぐい読ませる。しかし設定がちょっと難解な気がした。そして13の密室。明かされるのが終盤。その頃には一つ一つの密室がどうだったかは忘れてしまっている。しかしちゃんとおさらいしてくれて思い出す。真犯人は、そんなんアリかと。そんなやつおったか?と。最後、石球城の仕組みが明かされる。ロメリアの推理はすごすぎる。
Posted by ブクログ
【神の光】が高評価でまた良作を量産しそうな作者北山猛邦の最新作!
13もの密室トリックがあり贅沢でボリューミーなミステリー小説となってます!
真相が分かってからのラストの描写は個人的に好みでした!
ただ大量のトリックは若干お腹一杯になりました・・・。
Posted by ブクログ
ファンタジー系
主人公が迷い込んだ石球城で13人の巫女が13の密室で殺害されていく
13からなる密室トリックは壮大だが少し多過ぎるなと思った