【感想・ネタバレ】丹心/まごころのレビュー

あらすじ

美術館設計は建築家の夢。師の願いを叶えるべく、助手のレンは住民の立ち退きに奔走する。資本家令嬢Qと未完成の建物を買った人民の欲望は交差し、ドラマは思わぬ方向へ転がる。矛盾だらけの中国大陸に「まごころ」はあるか? 奄美のリゾート開発計画を巡る悲喜劇を描く新潮新人賞受賞作「さびしさは一個の廃墟」併録。

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Posted by ブクログ

第175回芥川賞の候補作になっていたので読んでみた。
中編2作品で構成されているのだと思ったら、芥川賞候補はうち一編で、もう一編はデビュー作。そしてもう一編の主人公が、候補作と共通の主人公。

作家本人がマルチリンガルの秀才なためか、特にデビュー作品については言葉が入り乱れて、かなり読みにくい。
して、内容もかなり時代を先取りしているような気がする。
現代中国でパワーを持っている富裕層と対等にやり合うには、こちらも無茶苦茶な展開に平然と対応していけるだけのパワーが必要なのかとぼんやり考えたが、私はその世界とお付き合いしたくはない。

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

難しいといえば難しい作品だった。「丹心/まごころ」の正体に迫るのが主題なのだとは思うが正直なところ自信がない。中国にの寧波(にんぼう)で美術館を建設することになり、日本人の建築家である鹿野川らが建設予定地に住む住民を追い出すことになる。住民を追い出すときのまごころ、施主らの要望に対するまごころ、土地が違えばまごころの表現も変わる。そんな中、最後に鹿野川がとった行動は、あるいみで万国共通のまごころなのだろうか。とまあ、こんなことを感じました。「丹心」と「まごころ」できっと示している意味が異なるのだろうけど、違いはよく分からない。この作品名に作品の主題があるような気がした。

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2026年08月05日

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