あらすじ
「君を思い出すよ。これからも何度でも・・・」
リリカルな心情をきめ細やかに描く、センシティブな恋の表現者・八寿子がお届けする、リリカル・ラブ最新よみきり集「ハイライト」が発売!!
八寿子の大人気単行本「先生さようなら」の登場人物、高校教師・田邑拓郎(たむらたくろう)。
彼は実は、若くして結婚し、そして愛を喪くしていた・・・。男子高校生・拓郎との出会い、恋、そして高校教師となった今の恋・・・。
その、優しくも哀しくめぐる恋の季節を、センシティブに描いた、八寿子渾身の大長編よみきり「ハイライト」。
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あわせ読み推奨。
静かに、じわっと来る作品です。純粋さと心のぬくもりが、人の心を守り救う。・・・なんて大層な事を言わずとも、関連作の『先生さようなら』と合わせてご一読いかがでしょう。(2作で1作、そんな感じがしています。)合わせ技で☆4つ。
・・・余談ですが、ちょっと似た状況(?)で、もしも、先生達に、子供が産まれていたら、というカンジの、類似状況シチュエーションの他作に、この作品を読んだほぼ同時期に巡りあっていました。なんという偶然!(藤緒あい 『いつか君たちも大人になる』。こちらは、コメディタッチだし性格違うのですが、ジワッと。) こう考えてみると、子供(愛情の一粒種)が居るか居ないか、で、ガラッと道が分かれる?・・・分岐点になる?そんな、横道の事も考えてしまいました。