【感想・ネタバレ】名誉の問題のレビュー

アン・ヘリス / 宮本果林

12歳のカサンドラは、大きな木の上で子猫と一緒に降りられなくなっていた。そんな時、ヴィンセントが現れて無事に降ろしてくれた。これがふたりの出会いだった。そして8年の歳月が流れ、ヴィンセントは亡くなってしまった友人との約束を守るために結婚を決意する。友人は亡くなる前に、自分の妹と結婚してくれと彼に頼んでいたのだ。その妹がカサンドラだった。はたして彼女はどんな娘に育っているのだろうか？ とりあえず彼は彼女を自分の屋敷に招待したが――！？

[G · ★★★☆☆]

良かったけど、早い。

ヒーローは結果的にヒロインを溺愛してたけど、途中から内容が駆け足だった。
ヒロインはヒーローに淡い恋心を抱いていたけど、ヒロイン兄とヒーローは友人兼戦友でもあって、戦地に赴いて兄が負傷した時に可愛い妹をひとりぼっちにさせたくない気持ちから友であるヒーローに妹を嫁にしてほしい…と遺言を遺した事から話しがややこしくなってて。

ヒーローも何度も何度も心中では「可愛いカシー」とデレデレなくせに潔く告白しないし、イケメンだから女優との噂も流れてるけど否定しなくてパーティーでも女優と親密だからヒロインや周りが信じてしまうのは当たり前だよ！とイラッとしました。
なのでそこからが展開が早すぎてちょっと面白さが半減でした。