あらすじ
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三井・三菱・住友・安田など、幕末から明治初期にかけて勃興した財閥。第二次世界大戦後のGHQによる財閥解体以降、各産業界の財閥の流れを汲む主要企業がどのような合併・再編を繰り返し、現代企業を形成するまでに至ったのか。企業の足跡をたどれば、ニッポンの未来が見えてくる。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
三井・三菱・住友・安田など、幕末から明治初期にかけて勃興した財閥。
第二次世界大戦後のGHQによる財閥解体以降、各産業界の財閥の流れを汲む主要企業がどのような合併・再編を繰り返し、現代企業を形成するまでに至ったのか。
企業の足跡をたどれば、ニッポンの未来が見えてくる。
[ 目次 ]
財閥とは何か
三菱財閥、三菱グループ
住友財閥、住友グループ
三井財閥、三井グループ
安田財閥、芙蓉グループ
浅野財閥
大倉財閥
渋沢財閥、第一観業銀行グループ
古河財閥、古河グループ
薩州財閥(川崎造船財閥)、川崎グループ
川崎金融財閥
山口財閥、三和グループ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
本書は財閥を浅く広く概観できるファクトブックです。それ以上でもそれ未満でもありません。私は正直もう少し深い分析というか、財閥横並びの特色や、生き残った財閥とそうでない財閥の違い、などの比較分析みたいなものを期待していたので、期待を外されました。
この本の使い方としては、たとえばどこかの企業の分析をしているときに、「この企業ってルーツはどこかの財閥系だっけ?」とか、ある企業同士の事業提携の際に「もともと同じ財閥系だったのかな?」などの疑問が起こったときに、さっと取り出してチェックすることはできるでしょう。その意味でファクトブックとしての価値は十分ありますが、それ以上を期待される方にとっては、購入の価値はどうかな?というところです。
Posted by ブクログ
本書は、三井、三菱、住友、安田などの財閥の戦前から戦後へのあらましをまとめた本である。その性質上、内容は薄まっているが、経営者の血縁関係も含めいろんな繋がりがあることがわかり面白い。
名前の知ってる企業の意外な歴史にふれる事が出来る。
Posted by ブクログ
三井や三菱など、良くある財閥なら名前くらいは知っていたけれど、それらのおおまかな流れが書いてあり、勉強になった。それにしても銀行ってやはり旧財閥多いんだなぁ。
Posted by ブクログ
今の表紙は青ベース。財閥と戦後大企業の合併・分離の様子がわかりやすい。
鈴木商店の取り扱いは小さいが、もうすこし読み込んでみたい企業史ではあるL。
総合商社が健全財務偏重に動く中、積極的なリスクテークでハイリターンをつかんだ鈴木に学ぶものも多いはず。
その時期時期で振り子のように触れるものとは思うし、あるべき議論だと思う。