【感想・ネタバレ】「葬儀」という仕事のレビュー

小林和登

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

葬儀業界に革命を起こし続ける著者が、その知られざる世界の裏側を赤裸々に描く。

[ブクログ · ★★★★☆]

「葬儀」をめぐるヒト・モノ・カネについて、仕事受注の仕組みからカラクリまで生々しく経験者として記した本。興味深く読まさせて頂きました。
本書より勉強した以下の点が業界の主流のようですが、そんな業界と戦うまっとうな姿勢の葬儀社といづれはお付き合いしたいものです。
これだけ隆盛をみるインターネットなどの情報ビジネスにおいても、こういった葬儀社を公正に淡々と比較検討する有力サイトが見当たらないところからみても、独占しておいしい商売を続ける勢力の力がそれだけ強いということなんでしょうか。

・葬儀屋というビジネスがコミュニティー崩壊によってできてきた比較的新しい職業であること
・これらが病院や警察などの都合と相まって相互にメリットを発揮した紹介システムが構築されていること
・そのシステムを維持するために莫大な献金が病院等に流れていること（1床3万＋α）
・利益率が５０％以上稼げるおいしい商売であること

[ブクログ · ★★★☆☆]

著者である小林和登さんの葬儀社での経験談が書かれていて興味深かった。警察や病院とのつながりによって、扱うご遺体にもいろんなものがあることを知れた。映画「おくりびと」を観た人なら、きっと興味深く読めると思う。

[ブクログ · ★★★☆☆]

葬儀屋さんの料金は高くて不明確と言うことに疑問を持ち、価額設定を改革した葬儀屋さんが葬儀について語る。下記気になったメモ。

葬儀代250万円
祭壇料80
棺代15
火葬料7
布施40
葬式運営費25
通やぶるまい14
等

戒名ランク
一番下「信士・信女」
次「居士・大姉」
次「○○院△△居士・大姉」