あらすじ
生物には無数の「かたち」がある。限りない多様性はなぜ生まれたのか? そのパズルを解いていくうち、古生物から現生生物へと続く進化の謎が明らかになる――。進化史の実相に迫る、数理形態学の最前線へ!
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Posted by ブクログ
かたちと進化の謎
生物の進化を「数理の目」でよみとく
【目次】
第1章 「化石のかたち」から進化をたどる
第2章 「かたちの生物学」の軌跡
第3章 成長とともに「生物のかたち」が変わるのはなぜか
第4章 「生き残ったのは「理想的なかたち」だったのか」第5章 「「かたちの多様性」はなぜ生まれるのか」
第6章 「かたちの進化」と系統樹」
第7章 「かたちが進化するスピードはどのように決まるのか」
昔から、生物だけでなく結晶などが何故特定の形になることが多いのか?という疑問を持っています。昔読んだ疑似科学の本に「世界中に”ある形”が多くなるとその形になりやすくなるのでは?」という仮説があり、その仮説を証明した人に懸賞金を出すとかかれていた記憶があります。
閑話休題、本書はそういった疑似科学ではなく、生物のかたちを数理学的に究明しようとするアプローチの本です。この世界でも統計による推論やシミュレーションによってさまざまな仮説が検証されているようです。
母集団としては極めて少ない化石からいろいろと推論をするための技法が書かれています。また、進化の系統図からの推論に関しても書かれています。残念ながら化石から遺伝子が取り出せるのは稀なようなので、遺伝子からのアプローチはこれからみたいです。
数式はあまり出てきませんが、ちょっと頭がくらくらして来た竹蔵でした。
竹蔵
Posted by ブクログ
生物の形にはきれいな法則性があるんだなと、かつて読んだ、ダーシー・トムソン「生物のかたち」を思い出した。
生物(化石)の形の変化を数学的に解き明かす。
手法は、形態を特徴づける形質のウィグル解析・フーリエ解析から統計手法などが図を交えて説明される。
Posted by ブクログ
複雑な生物の形態を分析するにはどうしたらいいかの入り口を示している本。様々な数理科学的手法の長所・短所・これからの方向性を説明しながら進めているため全体像をつかみやすい。