【感想・ネタバレ】エロティックな大英帝国のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

エロティカの聖典として名高い『わが秘密の生涯』。十九世紀ヴィクトリア朝時代に出版された本書の作者は、いまだ謎のままである。作者の正体をめぐる論争が長く続いてきたが、近年、アシュビー説が有力となっている。アシュビーは、『ドン・キホーテ』などのブック・コレクターで、その膨大で貴重な蔵書は、大英博物館に収められるほどだった。はたして、彼は本当の作者なのか?ジェントルマンのもう一つの素顔とは。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

お堅いイメージのヴィクトリア時代の英国を生きた、ある紳士の性遍歴が記された『わが秘密の生涯』の作者は誰なのか? 最も有力な説であるアシュビーの生涯、交友関係などの紹介を通して、当時の英国の性風俗が垣間見える一冊。エロの深き世界に頭が下がる。一枚の絵画に込められた、社会風刺、暗喩的な性表現の豊かさ。時代背景も分かった上で読んだらもっと面白いんだろうな。世界史ほぼ分からない!

0
2010年09月24日

「雑学・エンタメ」ランキング