あらすじ
携帯型の核兵器を所持するロシア人テロリストが日本潜入――。新宿ゴールデン街のバーのマスター小田健(オダケン)は、敵が上陸した小樽に居合わせ、炎上する犯行現場で対峙する。東京では、“日本再生”を企てる謎の組織が暗躍していた。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
「劫火」シリーズの一作目。登場人物が多いので、慣れるのに少しかかる。
前の「ビンゴ」に同じく、「ビンゴ・R」ではバーのマスター、オダケンを中心に書かれている。
こういう冒険小説もなかなかいい。
Posted by ブクログ
冒険小説大賞受賞の文字に惹かれて購入。計算された荒削りな文章につられて一気に読む。小樽から始まり、やがて日本全土を巻き込む大活劇の序章。やくざも警察も探偵もジャーナリストも巻き込んで、手に汗握る展開。合間に挟まる酒飲み食い道楽の部分がまた美味そうで。美味い日本酒を飲みながら冒険活劇を読むのも一興かと思わされる不思議な小説。