【感想・ネタバレ】十津川警部 帰郷・会津若松のレビュー

あらすじ

代議士をめった刺しにした男が出所した。12年間動機について黙秘を貫いた男が向かったのは故郷・会津若松。だがそこで彼を待っていたのは度重なる脅迫と尾行。刑務所に唯一手紙を寄越した女と喜多方に行けば同じSL列車内で殺人が。「いよいよ始まったな」十津川は事件の鍵を白虎隊と会津娘子(じょうし)隊に見出した!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

解説に西村京太郎の理想の女性像の話があった。
会津の中野竹子の話があった。
凛とした女性だそうだ。

本編は、中野竹子を崇拝する男の、中野竹子のような女性を思う気持ちを持った男性の殺人事件の動機をめぐる事件になっている。

著者の思いが重なり合っているだけあって、終盤まで興味深い展開になっている。
最後に、盗聴があったのは十津川警部らしい。
佐々木綾と池田多江子の結末への関与がないのが残念。

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2012年01月08日

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