あらすじ
新宿ゴールデン街。酒場のマスターでありながら事件屋稼業を営む小田健に寄せられた依頼。勝手知ったる路地裏、何でもない調査のはずが……。傭兵、殺し屋、政治家に土建屋、美女をも巻き込み夜の街・新宿から丹沢山系へ。吼える銃、ほとばしる暴力、疾走するストーリー。文句無し、大興奮ページターナー!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
この方は初読。最近ゴールデン街由来の本を読むことが多くて、
たどり着きました。
どうもデビュー作らしいんですが、とんでもない才能ですね。
バーの主人と謎の美女、反社組織との巻き込まれ戦い。
この辺は非常によくある設定だけど、
区長が新宿区の独立国化を目論むとか、
2対30で重火器で殺しまくるとか、結構、とんでもないストーリー。
文体やリズムもこの人独自のものでワクワクする。
「二十年を経た夫婦仲のような」枯れすすきとか、
笑える比喩も続出。ノリツッコミもうまいし。
残念なのは魅力的なサブキャラが、
意外と出番なく終わってしまうこと。
主人公の親父さんとか。530ページもあるのに、
もう少し見たかった。続編とかあるのかしら。
とにかく、後半ほとんどフルスピードで
駆け抜けます。ぶち切ります。
もうひとつの不満は、オダケンと梨花のラブシーンがないこと。
いいところまでいったのに…
講談社文庫 530 ページ