あらすじ
「ボールを持っている選手個人にばかり注目してしまって、全体の戦術がわからないから、サッカーがよくわからなくて……」
サッカー観戦を始めたばかりの方と話していると、よくこんな話を耳にします。でも、安心してください。本書がサッカーの見方を小学生でもわかるように分解します。
本書では「なぜシュートを打たないの?」「なぜ前ではなく横の人にパスするの?」といったサッカー初心者の素朴な疑問に答え、試合の状況を一目で理解する観戦ポイントを解説。
さらには「フォーメーション」や「ポジションナルプレー」、「可変システム」といった専門的な内容を、豊富な図表を用いて分かりやすく解きほぐします。
長年、世界各国のサッカーを定点観測し続けるスポーツライター・木崎伸也氏による渾身の入門書。W杯をより楽しむための必読書です。
【目次】
はじめに
《第1章》サッカーの「そもそも」に答える
○サッカーは専門家でも難しい
【Question1】なぜサッカーはなかなか点が入らないの?
【Question2】なぜ前ではなく横の人にパスするの?
【Question3】なぜシュートを打てそうなのに打たないの?
【Question4】90分間集中して観なければいけないの?
《第2章》よい「チーム」の見分け方――シンプルなルールが選手を動かす
○理想のチームは「ムクドリの群れ」?
【基礎編】戦術はまず「守備」から
失点しやすい3つの守備パターン
押さえるべき3つの守備ポイント
【中級編】「攻撃」における3つのコンセプト
奥行きをつくる
幅を取る
相手の中間に立つ
【応用編】ペップとクロップと戦術の進化
ペップ・グアルディオラの「ポジショナルプレー」
ユルゲン・クロップの「ゲーゲンプレス」
【番外編】現代サッカーの4つのトレンド
トレンド1:選手のアスリート化
トレンド2:マンツーマン守備
トレンド3:縦に速い攻撃
トレンド4:可変システム
《第3章》よい「選手」の見分け方――選手は戦術を超える
○局面を打開するのはやっぱり「個人」?
【センターバック編】
【サイドバック編】
【ボランチ編】
【トップ下編】
【ウィング編】
【センターフォワード編】
【ゴールキーパー編】
《第4章》日本代表の観戦法――森保ジャパンの戦術は世界一
○「代表チーム」と「クラブチーム」の違い
【日本代表の歴史】
【森保ジャパンの戦術】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
普段サッカーを見ているが、戦術など細かい部分にフォーカスせずに楽しんでいる方向けの本だと思います。初心者が見ても勉強になりますが少し難しい。逆に普段から海外サッカーを見て戦術も抑えて慣れ親しんでいる人にとってはやや物足りない。そんな位置付けの本だと思います。
今の日本代表の戦術考察など2026W杯前でないと情報価値がやや下がるトレンドを抑えた章もあるため、W杯前に少しサッカーを見る時の視点を整理したい方にオススメだと思います。全4章すべてに価値を感じる方は結構ピンポイントです。自分がピッタリでした。
お気に入りは第1章です。当たり前といえば当たり前かもしれないですが、サッカーのそもそもに対して言葉にしているのは新鮮です。
第2章も良いです。理解ができるように順番に解説しているので頭に入ってきます。良い守備の原則はコンパクトであること。これが一番最初に解説されていることがキモです。そこから全てじゃあコンパクトな守備を崩すにはどうしたら良いかなど説明が繋がります