あらすじ
サラは叔母のアンティークショップを手伝っている。仕事中毒だった夫との短い結婚生活はすでに破綻し、欲しかった赤ちゃんも流産してしまった。今の仕事は退屈だけれど、自分を取り戻しつつある毎日はとても楽しい。ある休日、サラは博物館のお気に入りの展示コーナーを訪れた。そこで急にめまいに襲われ、床に倒れてしまう。朦朧とした意識の中で、名前を呼ぶ声に目を開けると、青い瞳がじっとこちらを見つめていた。だが相手の正体がわかったとたん、サラは息をのんだ。
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飽きずに読めるけど…
ヒーローはまだ婚姻中なのにカノジョ作って半年も同棲している残念な男。せめてする前に離婚に臨めっつうの、と誰でも感じる筈。で、ヒロインに数年ぶりに会って離婚の申し入れをしたけどカノジョより嫁のほうが良くなっちゃった。これでヒロイン愛を終わるまでアピールするわけだけど、ヒロインと一緒にほだされるほど読者は甘くないわけで、ずーっとガッカリさは消えない。読んでいて嬉しくなるような描写よりイラっとするものの方が多い気がする。ヒーローの同棲相手との性生活についてとか…。ヒロインもヒロインでこれまた微妙な感じに話が進むうちに変わっていくし、ヒーローの元カノジョが登場してヒロインと暴言吐き合うしでどうにもこうにも。作者は何が書きたかったのやら。夫婦の理解?分かり合うための時間の必要性や成長?何にしても惜しくも書ききれていないと思う。何より各キャラの魅力がイマイチだった。