あらすじ
ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の受賞作・候補作ぞろいの作品集
食糧も電気も供給が不安定になった近未来、近隣の住人たちで自転車発電チームを結成することに……。暗い世の中での希望を描く表題作など6篇を収録。未来への夢、過去への想いや未知のものとの出会いを温かく描きだす、ヒューゴー賞ほか7冠の傑作SF短篇集
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Posted by ブクログ
短編6作
読み進めるにつれ、なにこれ感が増す
奇をてらった物語ではない
日常にあることや、これから起こりうること、あるいは、もうどこかで起きていたのではないかと思うような出来事
未来を予感して今を生きる人間を、そこに存在することの意味を、軽妙に描いている
最後に陽が射したとき、とてもうれしかったように、こういう寄り添い方は、とてもいいなあ
Posted by ブクログ
受賞作を集めた短編集ということで、それなりに面白かった。エンタメ・ライト寄りではあるけど。
「陽の光が消えた町で」表題作。何かの理由で日照量が下がった近未来で、人のつながり・優しさというものがある話。正直都合のよいハートウォーミングストーリー感が拭えなかったw、面白かったけど。
「怪物」好きな作品そのいち。無二の"親友"(と関係性を括りたくないが、1:1の深い関係)が、疎遠になり、最後は相手を殺す/解放するという、愛の形の一作。SFというよりかはバイオホラー?仲良くなる過程で、SFの本を貸し合うのが可愛かった
「海を見渡す四姉妹」いちばん好きだった作品笑。こちらもSFというよりかは、ファンタジー/ホラーという感じ。ここまで読んで、男性への嫌悪感というものより強く感じることになり、そしてそれが一定共感できるものであった。アザラシに飲み込まれてしまえばよいこと、あるよな、、
Posted by ブクログ
短編集でサクサクと読みやすかったです。
人と人との関わりやその繋がりの温かさを感じた。「怪物」は少し切なかった。親友のアンドルーが殺人をおこしてしまって主人公が制裁を加えなくてはいけない。だけどアンドルーが最期にパスワードを教えて、そのパスワードが主人公の名前だったのは、なんか哀しいけど感慨深かった。AIから見た人間を描く独特な世界観を持つ話「報酬は猫の写真で」も面白かった。AIが意思を持って人間に関与することって実際にあるのかなあって考えながら読んだ。
最後の「アルゴリズムでよりよい生活を」も
AIが管理?したプログラムされたアプリの話で、人間の生活を管理していくんだけど、人間は人間らしさを取り戻すために一度管理されないとできないのかなと思った。でも最後はアプリに頼らずに自分の感覚を取り戻せて良かったと思った。うまくまとまらないけど、面白かったです。