あらすじ
「この混乱の時代に求められるのは、アカデミック・スマートではない。現実の中で自ら考え、答えのない問いに自分なりの答えを見つけ出していくストリート・スマートである。」~本文より~
盛田昭夫、本田宗一郎、松下幸之助など、世界に冠たる日本ブランドを築き上げた戦後第一世代の経営者と比べ、現在の日本のビジネスパーソンが圧倒的に劣っているのは、世界に挑戦する「気概」、「アンビション」だと指摘する大前研一が、世界の教育トレンドから、OECD諸国の平均より著しく低い日本での社会人への再教育の必然性や、道州制、文科省への提言、グローバル人材の育成法などを語り、自ら学長に就任したビジネス・ブレークスルー大学、大学院などで学ぶ学生や卒業生の「ストリート・スマート」像に挑戦する道程や声も紹介。更に、<原発・再生エネルギー問題>、<世界の教育トレンド>、<日本で政権交代がうまくいかない本当の理由>等、様々な事象を大局的に俯瞰し、提言をする大前研一の発信に加え、そこから学び取っていく学生達の問題解決思考の一端もご紹介しています。 激変する時代を生き抜けるスキルアップを望む全ての人へ贈る、アンビションを刺激する
「読んで」、「見て」、「身につける!」大前研一通信特別保存版第7弾。!
※DVDは電子書籍の為、付属致しません。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
チェック項目11箇所。この混乱の時代に求められるのは、これまで日本が育ててきたようなアカデミック・スマートではない、現実の中で自ら考え、答えのない問いに自分なりの答えを見つけ出していくストリート・スマートである、ストリート・スマートは、実社会で経験を積んでのしあがってきた人をさす、人間関係の構築が得意で、失敗してもへこたれず、道なき道を独自の嗅覚で突破していく、北欧が経済の低迷から脱却できた理由は、まさにストリート・スマートを生み出す教育にあった。米国には、世界トップレベルの大学が揃っている……極く一部の人だけが育つ仕組み。本当に変えると韓国でも5年後、フィンランド・デンマークでも5年後に変わっています、教育システムが変わると5年間で意外に代わるんですね、親も変わり、企業も変わる。21世紀に求められる能力を学校で育てるにはどうしたらよいのか、答えは簡単で、「教えない」ということに尽きる。「答え」のない時代に求められるのは、「突破力」、つまり、問題の本質がどこにあるのかを素早く見極め、それを解決するための自分なりの最適解を生み出す力、そしてそれを実行して絶えずフィードバックを得、学びながら解決に向け突き進む力なのです。答えがない状況で戦うためには、知識や経験、頭の使い方・考え方、人脈などの「武器」が必要なこと、もちろん、「武器」を持っていれば答えが見つかるという訳ではないですが、武器を持つことで答えが見つかる、または答えに辿り着く時間が短縮されたり、確立が高まったりしたとは思います。武器を持つことは重要ですが、単に持っているだけは足りない、常に磨き、高めることが必要だと思います、磨くことによって新たに見えてくる世界があると思います。