あらすじ
超人気作家2人が奇跡のマッチング! 「七つの条件」をお題に競作された、令和一切ないクライムサスペンス作品集! 2020年代の東京で、少女たちの「愛」と「殺意」が交錯するーー
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Posted by ブクログ
2人の作家が共通する「七つの条件」にもとづき小説を執筆、その条件も読後ページに記されていました。斜線堂さんの作品が尖ってるのはもちろんのこと、桜庭さんも(まだ50代前半なんですね。昔から読んでいるイメージなのでもっと年配なのかと思ってました)今の中高生に刺さるような内容で驚きます。逆に言うと、若者向けの内容なので、歳を重ねた人ほど評価下がりそう。
同じテーマなので、すごく似ている世界のこともあるけど、ビックリするくらい違う話になってることが多かったです。
性的に踏み込んでいることもあるので、中学校以上。
※桜が咲いた日、七つの条件
「かわいそうに、魂が小さいね」桜庭一樹
「その春に用がある」斜線堂有紀
※「ゲームオーバー」からはじまる七つの条件
「場外戦」斜線堂有紀
「怪物のまま生きていく」桜庭一樹
※「自称犯人」から始まる七つの条件
「私は呪い、君は愛」斜線堂有紀
「アンチの恋」桜庭一樹
※斜光のさす場所、七つの条件
「譲:クリスマスツリー」桜庭一樹
「譲:門松 求:クリスマスツリー」斜線堂有紀
Posted by ブクログ
2人の作家が、共通する7つの条件にもとづき執筆するマッチング競作。
4回のマッチングで各回2篇、計8篇を収録した1冊。
桜が咲いた日、七つの条件
「かわいそうに、魂が小さいね」桜庭一樹
「その春に用がある」斜線堂有紀
「ゲームオーバー」からはじまる七つの条件
「場外戦」斜線堂有紀
「怪物のままで生きてゆく」桜庭一樹
「自称犯人」からはじまる七つの条件
「私は呪い、君は愛」斜線堂有紀
「アンチの恋」桜庭一樹
斜光のさす場所、七つの条件
「譲:クリスマスツリー」桜庭一樹
「譲:門松 求:クリスマスツリー」斜線堂有紀
トラウマを抱える「君」を見守る存在とか、
カードゲームの世界で見下されない強さを求めた主人公を見守るプロモ版カードとか、
自分を騙した推しを憎悪を込めて呪い付きまとうファンのひとりとか、
娘の為に大晦日にクリスマスツリーを手に入れようとする父親を見守る母とか。
斜線堂有紀サイドは、なにがしかの対象を見続けている存在の物語で徹底されている。
そんなところも自ら縛りを付け加えているのかと驚いた。
なんとなく、
桜庭一樹→愛憎
斜線堂有紀→愛執
というイメージ。
もちろんどちらの作品も秀逸。
この2人をマッチングさせようと考えた人に拍手を送りたい。
条件の頭に「桜」と「斜」をつけたのもちょっとツボ。
ちなみにこれ読む前日に、用があって飯田橋駅すぐの牛込橋を渡ってたんですよ。
なので、あ〜!あそこで門松とクリスマスツリーが!と臨場感たっぷりに読めました♪
Posted by ブクログ
面白いし、読みやすいけど、内容が暗すぎて気分が落ち込んでいる時には向かないかも。
すっごい共感できるし、言いたいこともわかるけど、わかりすぎて辛かった。
Posted by ブクログ
2人の作家が同じテーマで短編を書くという面白い企画
2人の作家ともに好きな作家で、とても面白かった
テーマは呪いとか、殺意など、ネガティブなのだが、テンポよく面白い作品達だった
この企画を、もっとおい気に入りの作家で見てみたいと思った
Posted by ブクログ
日時・場所・キーワード・セリフの七つの条件をもとに書かれた2名×4テーマの短編集で、間違い探しみたいに共通した条件をメモして予想しながら読むのが新感覚で楽しかった。
「怪物のまま生きてゆく」が群を抜いて好き。女の子同士の感情がリアルで美しい。好きなシーンばかりで何回も読み返すことになりそう。
その他の話も痛々しく辛いところがありながらも結末がどれも好みで最後まで飽きずに読めた。
Posted by ブクログ
マッチング競作。かわいそうに、魂が小さいね。女の子は街にたくさんいる。みんなに人生がある。カードゲーム。プロモカード。偽物。姫。
亡妻回想録。盗聴。私は呪い。アンチの恋。ハロウィンの夜。飲み会。君を憎めばいいんだ。
Posted by ブクログ
この二人の競作の聞いた時点で、ある程度覚悟してたけどやっぱり傷ついた。
ままならない感情に振り回される少女達が可哀想で悲しい。
どれもしんどいけど『場外戦』が一番きつかったな。
もっと上手く生きて欲しいと思わずにはいられない。
ただ、書き下ろし2篇にちょっと救われた。
それにしても面白い試みだなあと。
同じ七つの条件に基づいて執筆しているはずなのに、こうも違う話になるのか。
Posted by ブクログ
7つの条件を軸に2人の作家が描く短編。条件は章ごとの最後に明かされており、予想して読み解く感覚が良かったです。7つも条件があるので似ている内容かと思いきや、それぞれ個性ある作品に仕上がっていました。
Posted by ブクログ
桜庭一樹さんと斜線堂有紀さんの競作
短編6編プラス書き下ろし2編
作家二人が決めた7つの条件をもとに物語が展開されていく
読んだあとに7つの条件が何だったのか明かされるので
「あ、そういえばこのキーワードあった」となり
なるほど、こういう趣向になっているのか!と思った。
ただ話が飛躍しすぎてて、入り込めなかった。
突飛で着地点が予想出来ないのが印象的。
そして同じお題で書かれてもやはり作家それぞれに個性があって、色んな方向に話が膨らんでいくんだなと感じた。
Posted by ブクログ
思ってたよりは少し残念なイメージでした。
現代風ではありますが、何よりも話が少し分かりづらい部分があって、ものすごく集中して読まないと内容が分からなくなってきてしまい混乱する場面がありました。
強いてあげるなら「斜光のさす場所、七つの条件」が一番読みやすかったです。
Posted by ブクログ
帯見て買うと若干期待はずれ感あるかも?桜が咲いた日の2作がかなり良い。あとアンチの恋も結構好きでした。こんなに豪華な競作あまりないし、面白かったので読書しない人にもオススメしたいな〜と思った。