【感想・ネタバレ】江夏の遺言のレビュー

あらすじ

人に助けられ、裏切られた俺の人生を遺す。

シーズン最多奪三振記録、オールスター9連続奪三振など不滅の記録を打ち立て、「日本プロ野球史上最高の左腕」と評される江夏豊。
日本シリーズでの「江夏の21球」など、球史に残る名シーンの主人公となった「記憶に残る投手」でもある。
世界の王貞治とのライバル関係、そして豪放な言動で数々のチームで衝突を起こした経歴から「球界のヒール役」としての印象も根強い。
軋轢の末に日本球界と決別してメジャーリーグに挑戦し、引退後は「過ち」を起こし、自戒と再起の日々を過ごした──。

野球人として、人間として波瀾万丈の人生を歩んだ江夏氏は、本書の発売日(5月15日)に78歳を迎える。
今まで言わずにいたこと、今だから言えること、今こそ言いたいこと──感謝と後悔の思いのすべてをさらけ出した。

江夏氏は本書をこう結ぶ。
〈いろいろあったが、周りの方々から支えられたおかげで今がある。感謝しかない。本当に、人に恵まれた人生だった〉

記録と記憶に残る名投手の決意の言葉は、最初から最後まで、読んだ者の心に突き刺さる。

巻末には特別寄稿「王貞治から江夏豊へ」を収録!


(底本 2026年5月発売作品)

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Posted by ブクログ

小中学校時代、千葉県だとテレビの野球中継は巨人戦、佐倉市出身の長嶋選手と本塁打王の王選手、投手陣は堀内投手、城之内投手などを応援していましたが、ONを真っ向勝負でキリキリ舞させていた若きころの江夏投手、敵ながらあっぱれ。バッテリーを組んでいた田淵選手が王選手の連続本塁打王を止めた、江夏投手と田淵捕手の阪神黄金バッテリー時代。 江夏投手のオールスター戦での9連続三振奪取、TVで視聴していましたが、江夏投手が田淵捕手に、ファールフライを「獲るな!」と叫んでいたと思っていましたが、今回この本を読んで、「追うな!」と叫ばれていた事実を初めて知りました。ご本人が書かれた書籍ということも有り、自分の小中学校時代のワクワク感を思い出すことが出来ました。9連続三振奪取したオールスター戦がセリーグのノーヒット、ノーラン勝利だったことは全く記憶に残っておりませんでした。広島時代の日本シリーズ第七戦の登板時のご本人の解説、自己分析も初めて知る内容でした。江夏豊投手は、昭和30年代生まれの野球観戦が好きな人々の記憶に残る好投手でした。古希が過ぎて、この本に触れられたことに感謝したい時思います。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

面白かった。 懐かしい選手の名前がいっぱい出てきて、江夏の考え方もよくわかった。田淵とは今でも毎週電話で話しているらしい。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

あの江夏豊の語り下ろし、野球人生を振り返る。
数々のプロ野球記録と阪神タイガースからのトレード。監督との確執や2位のご儲かるという球団の体質など。定説の部分もしっかり書かれている。

単なる剛速球投手でなくアウトロー低めのコントロールなどクレバーな投手。

広岡監督との確執、余儀なき退団、メジャー挑戦や引退後の過ちなど、波乱の野球人生を満遍なく描いた傑作。

ノンフィクションの大家松永多佳倫がインタビューして書いただけのことはある。

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2026年07月01日

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