あらすじ
地域社会やサービスはどのように消失するのか。地方には何が残るのか。政治による分断(広島県安芸高田市)、国を活用する経営戦略(北海道東川町)、民間とのチームワーク(宮崎県小林市)、炭鉱の町の現在(福岡県直方市)、子供たちの変化(埼玉県越生町)、記憶の継承(宮城県女川町)。全国各地で「ふるさと作文教室」を主宰し、自らも「トカイナカ」移住生活を送るノンフィクション作家が記す、今日の地方をめぐる光と影。
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Posted by ブクログ
地方自治の光と影を描く。ふるさと再生の実態。
あの安芸高田市の現在から北海道東川町、宮崎県小林市、福岡県直方市、埼玉県越生町、宮城県女川町。
豊富な事例で紹介。
筆者の活動に今後も目が離せない。
Posted by ブクログ
<目次>
第1部 石丸伸二が去った後で~広島県安芸高田市ル
ポ2025
第1章 石丸市政で何が起こったか
第2章 反対派議員と、市長により解散に追い込ま
れた観光協会職員の視点
第3章 石丸市政を通して賛成派が貫いた熊高昌三
議員の視点
第4章 石丸市政を批判してきた「市政刷新ネット
ワーク」副代表田丸孝二の視点
第2部 各地の自治体の奮闘
第5章 「美しいコバンザメ」をつくりだす積極財政
~北海道上川郡東川町
第6章 ふるさとキャリア教育の深く長い取り組み
~宮崎県小林市
第7章 ふるさと愛を醸成する「書く力」~福岡県
直方市・埼玉県越生町・宮城県女川町
あとがき
<内容>
もはや「地方創生」と言っても、高度成長期やバブル期のような成長は見込めない。身の丈に合った周りの幸せを追うべきだと思う。第1部はかわいそうな町と言うことで読ませてもらった。第2部は、「コバンザメ」を主張する東川町。方言をキーワードにした小林市。そして著者の携わる「書く力」から子どもたちに気づきをさせ、長い目で「ふるさと愛」を育もうとする教育だ。東川町は即効性のある、それ以外は遅効性のクスリだと思う。ただ「ふるさと創生」はカネではない。そこの気づきをさせてくれた本であった。