あらすじ
本書は、2012年5月に刊行された久保建史著『おれ、バルサに入る! 夢を追いかけるサッカー・キッズの育て方』に新章(第7章)を加え、改題した増補版です。
サッカー日本代表・久保建英選手の父が書く
スペインのラ・リーガに所属し、日本代表の中心的な存在として活躍する久保建英選手。
技術、メンタル、理解力・判断力を評価され、10歳でFCバルセロナの下部組織カンテラに入団した経歴を持つ。
本書は、久保選手が幼いころからボールで遊び、共に成長してきた父による10年間の記録。
親子でできる練習メニュー23種も紹介。
待望の増補改訂版!
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Posted by ブクログ
久保建英選手が幼い頃から世界を目指し、FCバルセロナの下部組織へたどり着くまでの過程を、父親の視点から綴った育成記です。
まず感じたのは、“才能は突然花開くものではなく、毎日の積み重ねの先にあるんだな”ということでした。
久保建英というと天才少年のイメージがありますが、本書で描かれているのは特別な才能よりも、好きなことを徹底的に続けられる環境と、それを支える家族の覚悟だということを強く主張しています。
親が先回りして道を作るのではなく、子どもの好奇心や挑戦したい気持ちを信じて見守る姿勢には考えさせられるものがありました。
サッカーの技術論よりも親子の関わり方で、夢を叶える過程には才能だけではなく、地味で退屈な努力を続ける力が必要なのだと改めて感じます。
“どう育てれば成功するか”ではなく、“子どもが夢中になれるものをどう支えるか”という視点のほうが強く残り、子育て本というより、親が子どもを信じることの難しさと尊さを教えてくれる一冊でした。
W杯中で、怪我が心配ですが、何事もなければと願うばかりです。