あらすじ
猟区管理官ジョー・ピケットは、ガイドがグリズリーに襲われた山中へ向かっていた。しかし現場到着の前に、すぐ戻れという連絡が入る。ヒューイット判事が自宅で何者かに狙撃されたのだ。だが弾は妻のスーに当たり、彼女は瀕死の重傷を負ってしまった。判事は自分が有罪を宣告した者の中に犯人がいるはずだと断定し、ジョーを含む法執行官たちに捜査を命じる。ジョーは射撃のプロである盟友、鷹匠のネイトに協力を仰ぐが、ネイト自身と彼の家族にも予想外の窮地が待ち受けていた……。『群狼』に続く、大人気冒険サスペンス・シリーズ!/解説=霜月蒼
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Posted by ブクログ
2026年の25冊目は、C・J・ボックスの「黄昏の銃声」です。ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットが主人公のシリーズ20作目の作品となります。「沈黙の森」を挟んで、前作「群狼」以来となります。
ヒューイット判事が自宅で高性能の長距離ライフルで狙撃されます。たまたま屈んだヒューイット判事から弾は逸れますが、後ろにいた妻のスーに命中してしまいます。コマ切れで描写される、このオープニングの狙撃のシーンが、何よりもこのシリーズの本質を表現していると思います。
そして、ジョーの盟友ネイトは、「群狼」からの因縁により、シナロア・カルテルの殺し屋から狙われます。
この2つを軸としながら物語は、展開して行きます。
狙撃事件の裏には、何か大きなものが有るのかと思いきや、真相は至って、個人的なものでした。ネイトを狙う殺し屋も、人が良すぎるのか、ネイトが強すぎるのか、呆気なく終わってしまいます。少し、尻すぼみを感じなくも有りませんが、安定の面白さだと思います。
☆4.5後日談のくだりが好きですね。