【感想・ネタバレ】ボディーガード午前四時のレビュー

あらすじ

ある日、私立探偵・矢田のもとに来島(くるしま)と名乗る一流商社の重役が身辺警護と調査依頼に訪れた。何者かに命を狙われているという。矢田は同業に助勢を頼み、中年探偵四人組を結成する。腕に覚えのある彼らだが、若い頃のようには立ち回れない。来島にかかった謎の電話とは? さらに過激派に属する彼の息子はどこに? 正体不明の襲撃者に、4人は男の意地を賭け挑む。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 やけにレビューが少ない本ですね。的確な表現をするならばアクション・ハードボイルド・ミステリーと本書の解説にも書いてあり、そのとおりの内容です。私立探偵がタイトルの通りボディーガードをするのですが、アクションシーンの描写がまぁまぁ多かったり、エッチシーンもそこそこあったり、それでいてボディガードの依頼理由を探偵である主人公が探していく、という点でミステリー的だと思います。
 上記した本書の特徴から、肉体とかバトルシーンの描写が多いのですが、あまり読み慣れてなかったりもともと苦手なせいか、そういったシーンに没頭して読めなかったです。キャラも仲間キャラが最初に多く(4人)出るのですが、描写がどんどんおざなりになってしまっていき、最終的には名前しか出てこない人たちになって良く印象です。敵キャラの描写が多くていろいろと詰め込まれた本だったのかなと思います。
 ただ、主人公とその周りについての掘り下げは多くて、ドラマとかで生えるのかなっていうドラスティックな内容です。お手軽に読める娯楽小説という点では素晴らしいのかなと思います。

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2018年08月10日

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