【感想・ネタバレ】リカバリー・カバヒコのレビュー

あらすじ

5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで“リカバリー・カバヒコ”。アドヴァンス・ヒルに住む人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。誰もが抱く日々の悩みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。心がじんわりほどける、再生の物語。

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Posted by ブクログ

『自分の体のつらいところと同じ部分を触ると
回復する。』と言われているのは

「日の出公園」の隅っこにある

上目遣いの楕円の大きな瞳で 
目の黒いところが部分的に白くなっていて
まるで笑いながら泣いているみたいに見える
のんきな表情の ただ乗るだけの
アニマルライドのカバ。

人呼んで
「リカバリー、カバヒコ… カバだけに。」

カバヒコが劇的に効果があらわれるような
魔法をかけてくれるわけではないけれど
カバヒコは
心にそっと寄り添ってくれ
受け入れて見守ってくれる
みんなの大事な存在。

カバヒコに触れながら彼らは
本気で願い 自分の心と真剣に向き合い 気づき
その後 勇気をもって行動し立ち向かっていく。
そうして願いは叶えられていく。

カバヒコがいなければ
自分が本当になにを願っているのかを
気づけず自分の心と向き合えなかっただろう

カバヒコは何も言わない
けれど優しい瞳で心を照らし 包んでくれ
人の心をふぅーっとほどいてくれる大切な存在

そんなカバヒコに
私も会ってみたい。

たくさん泣いて
今までの自分 そのままを
見つめてみたくなりました。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

さすが青山さん。スラスラ読める上、心が暖か温かくなる。たくさんの人の日常があり、それぞれ悩んだり、落ち込んだりしながら生きていて、それをカバヒコが見守ってくれている。素敵だった。疲れた時に読んで癒される本。

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2026年09月21日

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あらすじを見てファンタジー入るのかと予想していたらそうではなく。カバヒコを軸にごく日常の中にある不安や悩みとの向き合い方について描かれた小説。全話に共感でき、一緒に勇気づけられた。「懸命に咲こうとしている姿には変わりない。ただ愛するんだ、それだけ。」「悩めることも想像力」「変わっていくことに適応していくリカバリー」「見たいものにピントを合わせる」学生時代に出会いたかった話も、今社会人として沁みた話も、将来を思い描く話もあり飽きずに一気読み。今回も作者から温もりを感じ、リカバリー・アオヤマミチコでした。笑

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2026年09月21日

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友人がとても良かったから是非と貸してくれた本。途中まで読んで「これは自分の手元に残したい!」と思い即購入。大好きな青山美智子さんの本だから絶対に良いに決まってると思い読みましたが、本当に良かったです。
短編集でありながら全てに繋がりがあり、その中心にいるカバヒコがなんとも愛くるしいです。
私だったらどこを撫でよう、全身かも笑

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2026年09月21日

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やはり青山先生の作品に間違いはない
サクッと読めるけどじっくり読みたい作品
どれもわかるってなる、そしてどれも心の落ち着ける
私もこんなふうに!!って思える
口と目が作品としては突き刺さる

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2026年09月19日

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ネタバレ

やはり青山美智子先生の作品は、心にポッと灯りをともしてくれるし、気づきを与えてくれる。
奏斗くんのお父さんの「ただ愛する」という言葉。美弥子さんの「与えるだけじゃなくて、受け取ることも愛情」という言葉も本当に素敵。
どのように人生を歩んだら、そんなに小さな幸せや気づきを言語化できるのだろう。
青山美智子先生は、やわらかい言葉にのせて力強く愛を伝えてくれる。何気ない日常に散りばめられた小さな幸せに気づかせてくれる。私の心の栄養。

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2026年09月18日

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ただ愛するんだ。それだけ
不安を抱くのは、想像力があるから
不安な気持ちには、立ち向かうより、そらすってことも大事なんだ
まずは目の前のことだけ、集中して考えることからやってみてごらん

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2026年09月17日

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ネタバレ

小説の名の通り、この本を読んで、前向きな自分に回復できた。

それぞれの話で印象的な部分はあるが、4つ目の「楽しいか辛いか、やってみないとわからない」と言える子どもの強さやかっこよさ、そして5つ目の「受け取ることも愛情」という視点に、ハッとさせられた。

人は自分がしたことばかりに目が行き、そのせいか「何かをすること」に注力しがちだ。しかし、相手を信頼して、その愛を受け取ることも、素晴らしい愛情表現なのだと気づいた。

また、「実際にどう見えるかは、目ではなく脳が判断する」という部分も印象的だった。すべてのことを真面目に見ようとするのは、傲慢であるし、疲れてしまう。何が大事で必要なのか、そのつど自分で考えることは、情報にあふれた今の時代だから大切だと感じた。

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2026年09月14日

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ネタバレ

カバヒコの撫でた所と同じところが治る。
リカバリーカバヒコ。カバだけに。
楽しくてホッとする話でした。
よくそんな悩み気にすんなよ的な友達が
出てくる話はあるけど
そんな友達は1人も出てこず、
ただ悩みを持った人達の視点がカバヒコに
触る事でちょっと変わったりして悩みがスッと
解消される。そんな話。
悩みの種って意外と自分の思い違いだけ
かもしれないなって思いました。
カバヒコのある公園行ってみたいな。

追記
ママ友界隈ってなんであんな陰湿なのかね。
誰も幸せじゃねーよあんなの。

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2026年09月12日

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かわいいカバヒコのイラストに惹かれ、何度目かの遭遇で思わず買ってしまった。
タイトルの語呂がとても良い。カタカナの並びはカッコ良いのに、癒し系のカバヒコにも相応しく見える。
どの短編もウルッとくるが、結局は自分の意志で乗り越えて進んでいく主人公たちが眩しい。

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2026年09月09日

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一編50ページくらいの短編が5つです。
読みやすく、どれも心温まる内容で心地よかったです。
登場人物が、別の話でご近所さんとして登場するのも好きです。

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2026年09月07日

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優しく包み込んでくれる…青山美智子さんの小説はどれも温かい。身近にいるような主人公で、自分に重ね合わせたり。読み始めるとぐんぐん青山ワールドに惹き込まれていく。
生きていると傷つくこともあるけれど、癒して癒されて。自分には修復する力があって、まわりの人の修復を助けることもできるんだと気付かされる。
私にとってのリカバリー・カバヒコが、きっと近くにいる…はず。

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2026年09月06日

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ネタバレ

ある公園にある遊具カバヒコ。カバヒコの自分の悪い所、怪我や病気治したい所と同じ部位に触れると良くなるという噂がある。
悩める何人かがその噂を聞いてカバヒコに会いに行くお話。
全部良かったけど「勇哉の足」「和彦の目」はお気に入りです。

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2026年09月05日

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ネタバレ

登場人物が悩みを抱えながらも、
自分と向き合ったり、周囲とのやりとりの中で、
前向きになっていくところが良かった。
読み終えた後に、癒される本だった。

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2026年09月03日

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青山さんのお話は寝る前に読んでも安心して眠れる。私にとって、読書に当てられる時間は、寝る前のみ。だからこそ大切な時間。リカバリーカバヒコ ? から手に取ってみたが、青山さんならと購入。ベッドの上に準備して、毎晩次のお話しを読むことを楽しみに、1つ1つ大切に読んでいった。
実は、オーディブルを最近始めハマっているが、(何かしながら聞けるので)これは自分読みたい内容。明日の自分のために読書をすることがリカバリーとなっている私にとっては最高に心地よいお話。

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2026年09月07日

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青山美智子さんらしく、温かいお話だった。
触るとその部分を回復してくれるというカバのアニマルライドのカバヒコ。個々の痛みだけではなく、人と人を繋いでくれるとっても素敵なカバヒコでした。

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2026年09月27日

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エピソードがそれぞれ温かくて、うるっときそうになる素敵な話。大丈夫、リカバリーの力は誰にでも備わってるよ。とても浄化されました。

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2026年09月26日

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ネタバレ

編集後記を読んで文庫本の表紙を見ると可愛くてカバヒコに会いたくなった。文庫本購入時に書店にてブックカバーをかけていただいたので表紙を見ていなかったのだ。さっそく、QRコードを読み込んで壁紙に。リカバリーしたいことを解決するのは自分なのだが心の支えとしてカバヒコがいると思うとうーんと楽になる。カバヒコみたいなアニマルライドがあったらきっとリカバリーしたいところをなでにいくだろう。

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2026年09月20日

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シンプルだけど胸が熱くなるストーリーたちでさくさくと読めました。夢中で。自分にも見覚えがある話もあって登場人物たちに感情移入したりして。
心が疲れてきた時に読むといいです。いや、いつ読んでも寄り添ってくれます。リカバリーしてくれます。カバだけに。

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2026年09月20日

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星4,5 付けたい

連続短編集 1話1話最後にじわっと泣ける

マンション近くにある日の出公園のアニマルライド カバで、触ると治してくれるリカバリーカバヒコ

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2026年09月13日

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キュートな題名ととぼけたカバヒコに心惹かれて購入。読み進めるうちに、カバヒコのハゲた塗料と泣いてるような瞳が愛しくなり、心に寄り添うようにただ佇むカバヒコに私の心もリカバリー。登場人物の疲れた心に共感し、前を向く姿に勇気をもらえた。

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2026年09月10日

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ネタバレ

人間の体は、回復した後、前と全く同じ状態に戻るわけではないんだ。病気や怪我をしたっていう、経験と記憶がつく。体にも心にも頭にもね。回復した後、前とは違う自分になってる。

チャレンジじゃなくてアレンジしましょう。

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2026年09月07日

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短編になっていますが青山さんらしい
どこかでつながっている温かい物語です
他の本も大好きで心がほっこりします。
読み終わったら温かな気持ちがするので
また疲れたとき読みたいです

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2026年09月06日

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自分の悩みや思いの内側にある気持ちに気付かされる本。なんだか勇気づけられました。自分の心もリカバリーしてもらった気分です。

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2026年08月31日

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青山さんらしい、優しすぎるほどあたたかい作品。
スラスラした読み心地なので、1〜2時間もあればすぐ読めてしまいます。

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2026年09月23日

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奏斗の頭、紗羽の口、ちはるの耳
勇哉の足、和彦の目。

それぞれの体の部位に、物理的または心理的に抱えた悩みをアニマルライドの「カバヒコ」に打ち明ける登場人物たち。
結局は自分の心の持ちようだったり、ほんの少しの勇気を出してみることだったり、自分の中で「欠けていたこと・見落としていたこと」に気がついて、みんなそれぞれ前を向き始める。

本当はカバヒコなんていなくても大丈夫のはずだが、人は窮地に立たされると何かに縋らずにはいられない。

私は、公園の遊具に興味を持つ子供ではなかったけど、これから先アニマルライドを見かけたら、ふと悩みをこぼしてしまうこともあるかもしれない。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

傷ついた後、変わりたいと願いながらカバヒコを撫でる各話の登場人物たちはどのお話でも、周りの人たちの助けを借りながらも、人任せではなく自分の力でリカバリーしていると感じた。
彼らのスイッチは神社へのお参りみたいな仰々しいものではなく「身近でどこか親近感のあるカバヒコの前で自分を省みること」というのがかわいらしく、自分も身の回りのアニマルライドを探すようになってしまった。

第4話に登場する、整体師の伊勢崎さんのセリフ

p.174〜175 「ちょっと違うかな。人間の体はね、回復したあと、前とまったく同じ状態に戻るというわけじゃないんだ」
「病気や怪我をしたっていう、その経験と記憶がつく。体にも心にも頭にもね。回復したあと、前とは違う自分になってるんだよ」

これがどのお話にも通じて染みているように思う。
変化は以前の自分を失うことじゃない、と言ってもらえているようで、柔らかく、変化を恐れずに今の自分を見つめていきたいと思わされる一冊だった。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

どの登場人物にも共感できる部分があって、ベタかもしれないけどスグルくんの生き方にものすごく学ばされた…
この世界はみんなそれぞれの物語の主人公であって、誰かの物語に登場するサブキャラでもあって…
誰もが何か背負って生きてる事を改めて感じたし、自分にも他人にも愛を与えられる人でありたいなと思った。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

自分で「ここが悪い」と分かる人は強い。そこから立ち直るきっかけに気が付ける人は更に強いと感じた。なかなか出来ることじゃないなと読みながら思ってしまう。
誰もが抱きそうな日々の悩みが書かれているので、読むと、ひとつ気持ちを楽にさせてくれる。これもリカバリーといえるのかも。

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

みんなそれぞれ生きているから、悩みがある。
楽しい日や時間もあるけど、同じぐらい辛くて苦しい時がある。その苦しみを受け入れて、ちょっと休んだり一歩踏み出したりできるようになる本だと思った。ゆっくり自分のペースで生きていくための本。

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2026年09月05日

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