あらすじ
一高の歴史の中で、これほど奇妙な人間消失事件もないだろう。ある日、本館正面の時計台の中で、一人の学生が忽然と姿を消した。事件には忌まわしい悪魔の影がつきまとっていた。一高生に扮した無気味な男の姿と、一高を憎み呪っていた女の謎。そして事件は悲劇的な結末を迎える――。本格推理白眉である表題作のほか、その続編ともいえる「輓歌」も収録。
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Posted by ブクログ
神津恭介シリーズ(≧ω≦)時代を感じる『わが一高時代の犯罪』『輓歌』の二編収録。今の世代が読むと旧学制がイマイチ分からず読みにくいんだな( ̄▽ ̄;)推理部分よりも神津と松下の青春時代に重点をおいて書かれているのでファンは必見ですね(^O^)
Posted by ブクログ
神津恭介シリーズ
『わが一高時代の犯罪』
時計台から消えた男。殺害された男。消えた犯人。電車に轢殺された中国人。神津恭介一高時代の事件。
『挽歌』
神津恭介の初恋。
2009年3月13日初読