【感想・ネタバレ】とびっきり奇妙にこわい話~寄せられた体験~のレビュー

あらすじ

瀟洒(しょうしゃ)な家の出窓に置かれた縫いぐるみが一つ減るたびに、恐ろしい出来事が……(「不審火」)。不自然な退職をした女性の驚愕の秘密とは……(「豹変」)。少女のころ遭遇した、脚が土に埋まった得体の知れぬ女の子の話――(「そばにいる」)。一般応募の中から作家・阿刀田 高が厳選した39点を収録。「寄せられた『体験』」シリーズ、ついに登場です。

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Posted by ブクログ

最優秀作品の「不審火」はかなり上手いですね。一般応募作品とは思えません。現実味があるし、人間の心の闇や変化を上手く捉えていると思います。怪談話の中では「そばにいる」と「見られてる」がこわかったです。「そばにいる」は最後の息子の言葉がこわ過ぎ!!子供は“見える”ってよく耳にしますが…。「見られてる」は想像すると鳥肌ものです。こういう話を聞くから、私は引越しや一人暮らしが恐ろしいのです…。

こういったシリーズものは飽きるかな、と思っていたのですが、いやいや全く飽きません。

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2010年02月06日

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