あらすじ
九月下旬、恒例の鎌倉薪能の夜、材木座海岸で女が殺された! 鎌倉署の二階堂警部の妻・日美子は、被害者の妹と親友であり、なんとか犯人を割り出そうと、得意のタロット・カードで占う。だが、殺された女の恋人は、一切の痕跡を残さぬ〃幻の男〃であった。鎌倉在住の著者ならではの、好評「日美子」シリーズ!
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Posted by ブクログ
勘ぐって読むことは毒になることもあります。
ええ、この本が最たる例でしたね。
なぜならばある時点から
「ちょ、これ怪しいでしょ」という風になり
結局それがものの見事に的中してしまったからです。
事件は日美子の友人である姉芙蓉が
謎多い交際相手に無残に殺されたことから
はじまります。
どうやらこの狡猾な男は
証拠を残さないために
付き合っていた時の手紙を
すべて処分させていたようです。
この作品は登場人物が
非常に少ないがために
ページの残り数で
最後は誰でも犯人が分かることになります。
下手すると裏切られすらしません。
狡猾な犯人ですが
最後は占いを身に着け
警部の妻である日美子の前に
なすすべもなく敗れ去ります。
だてに警部の妻ではないですね。
で…なんで死体発見する人たちは
まいどセ〇クスが絡むんだろ(笑)