【感想・ネタバレ】イリノイ遠景近景のレビュー

あらすじ

名翻訳者による、
どこを読んでも面白いエッセイの傑作。

近所のドーナツ屋で野球帽の男たちの話を盗み聞きする、
女性ホームレスの緊急シェルターで夜勤をする、
ナヴァホ族保留地で働く中国人女性の話を聞く、
ベルリンでゴミ捨て中のヴァルガス・リョサに遭遇する……
アメリカ・イリノイ州でトウモロコシ畑に囲まれた家に住み、
翻訳や聞書をしてきた著者が、人と会い、話を聞き、考える。
人々の「住処」をめぐるエッセイの傑作。
解説 岸本佐知子

藤本さんの「聞く人」としての本領はここでもいかんなく発揮され、
この本はたくさんの人々の声でがやがやと息づいている。
――岸本佐知子(本書解説より)

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Posted by ブクログ

1990年代のアメリカの市井の人々の日常を綴った面白いエッセイ とだけ思って読み進めたら大間違い。
中盤以降、テーマはさまざまなれどどんどん広く深くそしてますます面白くなっていく。
眼差しの先には、常に社会のメインストリートから外れた、外された人たちがいる。
彼ら彼女らの口から溢れる言葉を丁寧に記録している。ハッとさせられる言葉にいくつも出会えた。

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2022年12月28日

Posted by ブクログ

日本を離れても似たような会話をしてる人たちがいるんだなぁと微笑ましいエピソードが続くのかと思っていたら、ユダヤ人の迫害やアメリカ先住民族の話といった、重たいけれどその真っ只中の人々の話をしっかり聞き、そして違和感なく翻訳してくださっている。
この方自身、とても面白い方なんだろうなと感じる。他のも読んでみよう。

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

読むにつれどんどん深くなっていった。
聞く力がすごい。聞いて理解してさらに掘り下げて、と。こちらもついうんうんと頷いてしまう。

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2023年01月05日

Posted by ブクログ

最初の方のアメリカの田舎の住民の日常会話の盗み聞きが非常に面白かった。途中、ドイツ滞在記のあたりは少々退屈。

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

青山ブックセンターFBショップお勧め本から。
約30年前のエッセイ本だが、そんな昔を感じさせない。
世界を見る、知るということでは今が旬でもある。

というものの読み始めは、正直読みにくかった。
著者の後書きや岸本佐知子さんの解説を元に再読すると、すんなり受け入れられたのがあれ不思議。

日本人という固定した視点ではない、様々な国を俯瞰してみることができる著者に敬服する。

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2023年01月11日

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